それと「手のひらを太陽に」の作詞者であることもよく知られています。
やなせたかし先生は遅咲きの大作家なんですけど、そのアンパンマンシリーズが有名になる前に書いていた作品群は、遅咲きの分だけ余りみんなに知られていません。
しかし、やなせたかし先生の人生哲学は無名のときから凡百の童話作家を超越する内容で一貫しており、ばく大な財を成そうともそれは変わらなかった稀有な人です。たぶん国民栄誉賞などは本人は欲しくもないでしょうが、反対する日本国民もまずいないでしょう。
http://www.j-cast.com/tv/2013/10/19186623.html
http://news.ameba.jp/20131019-107/
さて、タイトルはどこかの番組のパクリですが(笑)、その番組でとりあげられる前に、やなせたかし先生のアンパンマン以外の、私が推挙したい3大作品を紹介します。たしか全てアニメになっていたはずです。
特に1と2は子どもに読ませていいんかというくらい哲学的です。3はひそかなロングセラー作品です(1と3はクリックであらすじが読めます)。
1、チリンのすず
2、アリスのさくらんぼ
3、やさしいライオン
2についてはウェブサイトにあらすじが見つからないので、簡単に説明します。サクランボを大好きなウサギのアリスと、童話不思議の国のアリスが好きでウサギにもその名前をつけた青年が一緒にいました。雪の吹雪のある日、ウサギのアリスが突然行方不明になりました。青年はショックを受け、翌朝、青年は不思議の国のアリスをならって、未知の国へウサギのアリスを探すべく旅に出かけるのです。旅の途中で青年はビフテキを食べます。しかし、ウサギのアリスと簡単にであえるはずもなく、青年は浜辺に座り、旅を諦めかけます。その浜辺で灯台に灯りがともりました。興味本位で灯台に入るといきなり青年は拘束されました、そして灯台はロケットのように拘束した青年を載せて宇宙に向かいます。その行く先は・・・
全てを書くとネタバレになりますが、その後の展開が童話の範ちゅうをこえてシュールなのです。キーワードは「あなたはビフテキを食べますか?」
やなせたかし先生、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。上記3作品は明らかに大人の読書に耐えます。小さなお子さんがいらっしゃる方は図書館や本屋でぜひお求めください。
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