福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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 福岡市は邦楽ロックアーチストはサザン・ミスチルなどビッグネームがずらりやってくる(海外に住む宇多田ヒカルすらツアー組んでくれる)。にもかかわらず、ドームこけら落としの頃はいざしらず、ここ数年になるとチャートトップにのったことある洋楽ビッグアーチストは、来日しても福岡とばしはザラで、洋楽不毛の地と自虐せざるをえない環境にある。
 そんななか、ジャーニーとナイトレンジャーがなんとドームでライブしてくれるイベントが開催された。片方だけでもうれしいのに両方である、両方とも80年代に世界で100万枚以上売り上げたミリオンセラー実力派バンドなのだ。
 しかも集客に不安なのか、プロモーターはラウドネス・ハウンドドッグ・レッドウォリアーズ・バンドメイドまで組み合わせた。大友康平とか武道館でワンマンライブ何回も連続でやってますからね、これだけのメンツをセットにする企画は贅沢でもあるし、洋楽不毛の福岡にいかに不安だったかをあらわしてもいる、その不安は残念ながら的中するのだが。


 私は当日土曜日は私用で午前11時30分の最初の開演からは入場できず、15時45分からはじまる、最後の3組、ナイトレンジャー・ラウドネス・ジャーニーの3組に参戦した。それでも6時間近くいたことになる。ドームに到着すると予想とおり人がいない、、、ドームに入るとアリーナに入場させてるとはいえ、平日のホークスの試合の半分も埋まっていない。ちなみに普段のホークスの試合だとホークスのユニフォームをきた人が非常に多いのだが、今日のライブは60代以上のロックバンドTシャツを着てる人がやたらおおい、やはり洋楽ロック市場で金だして支えてるのはこの世代なのわかる。


 初っ端はナイトレンジャー。まずはメンバー
jack bladesベース、kelly keagyドラムス、brad gillisギター、keri kelliギター、eric levyキーボードの5名。全盛期のメンバーが3人もいるのはうれしいかぎり。
 セットリストは、オープニングSEがなぜかビースティボーイズのfight for your rightで、続いたのがメカゴジラの登場曲(なんでアメリカ人が知ってるんだ?)というファンも少しとまどうセレクトではあった。
 this boy needs to rock、four in the morning(19位)、sing me away(54位)、touch of madness、coming of age、sentimental street(8位)、eddie’s comin’out tonight、the secret of my success(64位)、crazy train、night ranger、high enough、good bye(17位)、when you close your eyes(14位)、sister christian(5位)、don’t tell me you love me(40位)、rock in America(51位)
 まさかの100分全力疾走、大満足でした私は3組しか見てませんし3組ともよかったのですが、3組のなかでも一番よいクオリティだったと思ってます。


 いちばん会場がどよめいたのはcrazy train(全英25位)のイントロがはじまった瞬間。これひいたの、ブラッドギルスがランディローズ急死後の伯父オズのツアーに代役で参加したことを知ってるファンにものすご刺さった、ブラッドギルスのだした音がまさに伯父オズ仕様だったこともふくめヘビメタファンにものすご刺さったサプライズ。
 並べてみるとセトリの半分近くが全米ヒットチャートにのぼり(トップテン2曲が白人バラードてのがバンドの悲劇ではあったが)、入ってない曲もバカ売れしたファーストセカンドアルバムにちょこちょこ収録されてるわけで、つまりはリアタイで知ってる曲だらけでした。ブラッドギルスのフロイドローズつかったアーミングをリアルでみれただけで80年代にコピーしようと頑張ってた10代の自分にみせてやりたいものだった。
 ナイトレンジャーは専念ボーカルがいない代わりに、全員がボーカルするのね、冒頭の曲で深紫の高速道路の星のギターソロを間奏にいきなりぶちこんでたのは明らかにファンサービスだよね、バンド5人全員がドラムに近寄って思い思いにドラムをたたく姿は何見せられてるんだとわらったが。あとなんでか知らんけど、摩天楼はバラ色に主題歌のラストに、ナナナナナナ~うたいはじめてあわせてたら強引にビートルズのヘイジュードうたわされてた会場のみんなが。あとラストの曲で間奏のエイトフィンガーを普通に弾いてたのに驚いた、80年代リアタイはスーパープレイでジェフワトソンしかできなかったのに、体操のわざとおなじで40年も経つと普通にこなせるわざになったてことなのか。
 ナイトレンジャーのワンバンドだけで100分⏰ チケット代は間違いなく回収できたと感じさせた、すんばらしいパフォーマンスだった。スタジアムバンドて日本には数えるくらいしかいないので(サザン・B‘z・ミスチル)、産業ロックの良さを痛感させられたパフォーマンスだったよ。


 お次はギターの音が今回きいた3組のバンドの中で一番どでかかったんじゃないか、爆音ラウドネス。リハーサルの時点ですら一番音量が太かった。
 バンドメンバーは、タッカン・マークン・ニイチャンのオリジナルメンバーに、亡くなったひぐっつぁんに替わってのあんぱん4人。全盛期に聞いて雑誌も読んでたから、本名も知ってるけどあだ名で書いてしまう習性。洋楽不毛の福岡だからか、来てる観客の一番目当ては、いつもの千人レベルの箱でなくまさかドームで演奏するラウドネスだったようにみえた。
 crazy nights、heavy chains、soul on fire、rock’n’roll gypsy、rain、crazy doctor、in the mirror、metal mad、SDI、これがセトリ。
 初っ端が全米ヒットチャートに上ったあの曲てのがスタジアムにあわせたんだろうね。ニイチャンは80年代よりも声がでてるんじゃないかそのくらい老化を感じさせない絶好調ぶりだった、また80年代は気づかなかったけどマークンのベースも結構容赦なくヘビメタのわりに運指してるんだよねだからタッカンも彼を一流のメンバーとして認めてるんだろうなと思った、あんぱんはさすがにキャリアが短いのであえて目立たず。冒頭の来てる観客の一番の目当てがラウドネスだろうなと思ったのは、ラウドネスの曲聴きながら踊ってたんですよ、拳を振り上げてたじゃなくて全身で踊ってたんですよ何名か。ドナサマーのライブじゃねえんだよ。

 ラウドネスのライブをみたのは2度めですが、ドームははじめてのようでニイチャンも声がすぐステージにとどかないと戸惑ってた、スタジアムバンドてその環境に慣れてかつそれで観客をのせたり静かにさせたり緩急をつけるセトリに慣れてるんだろうな。ドームライブのメリットはでかいビジョンでタッカンの運指がみれること、ブラッドギルスもニールショーンも普通に運指は早いんだけど、アップでみるとタッカンはゆうにその2倍のスピードでしかも顔も歪めずに(ここがニールショーンと違うところ)ゆうゆうと弾いていた、インザミラーあたり。特に印象が残ってたのはロックンロールジプシーのバッキングはオリジナル曲と違ってエイトフィンガーで弾いてたようにみえたぞ。個人的にはリアタイだったshadows of warをライブで弾いてほしいんだが、暗くてライブ向きじゃないんだろうな。50分のライブが終わった瞬間、まわりのおじさんたちが次々と「タッカンすげー」を連発、若い頃はヘビメタギターキッズだったんだろうなと思った。


 そしてオーラスはジャーニー。メンバーはneal schon(ギター)、jonathan cain(キーボード)、deen castronovo(ドラム)、todd jensen(ベース)、jason derlatka(キーボード)、arnel pineda(ボーカル)の6名。ロックバンドなのに2人キーボードがいるてのがミソ。フィリピーノのアーネルピネダは両腕が刺青でびっしりなんだけど声がsteve perryにまじ似てるしかわいい顔してるし自分より年上とか思わなかったよ。80年代メンバーだとニールショーンとジョナサンケインが残留。なんでかザフーのババオライリーがSEに使われる、ヘビメタファンはこの曲知らんだろ割と
 be good to yourself(9位),stone in love,ask the lonely,only the young(9位), lights(68位),of a lifetime,la do da,escape, chain reaction,dead or alive,anytime,who’s crying now(4位),open arms(2位),Suzanne,wheel in the sky(57位),faithfully(12位),don’t stop believin’(9位),lovin’touchin’squeezin’(16位),separate ways(8位),any way you want it(23位)

 ラウドネスと違って(失礼!)ナイトレンジャーを上回るヒットチャート席巻した日本でもおなじみの曲が連発されてて、私のようにジャーニーに実は80年代リアタイはそうはまってなかった人間にも特に後半からは怒涛の連発で行き着く暇もありませんでした。アーネルピネダもあの高い声を出し続けるのはしんどいのか、うわさされてるがそろそろメインボーカル交代するのか、メンバーがよく交代して歌っていました。いちばん観客が驚愕したのはフェイスフリーのときに、もろスティーブペリーの外見(実はそっくりさんとネットでネタバレしてた)の人物が登場したこと、ざわざわ度がその場にいないとわからないサプライズ演出でした。


 グレイテストロックフクオカ2026を企画したのは実はソフトバンクらしい。洋楽不毛の福岡で利益出すのは大変なので、4年に1度でよいから、洋楽バンドがメンバー高齢化で消えてなくなる前にまたやってほしい、80年代に聞いていた自分に戻れた瞬間だった。まじプロモーターありがとー
 次もイベントあるなら、メインはスタジアムバンドがいいなあ、スティックスとかフォリナーとかデフレパード。まじドームスタジアムで’’ドモアリガト。ミスターロボット’’ききたいぜ。そしてメタルからはスコーピオンズとかヨーロッパとかクワイエットライオットあたりで。日本のレジェンドメタルバンドはもちろんアースシェイカーで、邦楽バカ売れバンドは爆風スランプで、どーですかお客さん、このメンツが福岡に来てくれるのならまた数万円のチケットでも出します買います。すし詰めじゃなかったので広々としてて逆に居心地よかったてのもある。

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