関東土木保安協会です。
昨夏に来て以来の半年振りの東洋製缶久喜線の建替工事現場に来てみました。
遠目で進捗を見ていましたが、新しい鉄塔に電線の支持が移りつつあるようです。
前回分↓
左が仮移設の鉄塔で東洋製缶久喜線仮No.5、右が元位置建替の新設鉄塔です。
前来たときは新鉄塔が建ったばかりでしたが、今回は電線の支持も一部移設されていました。
上段が東洋製缶久喜線、下段は東久喜線です。
両線ともに2番線のみ移設されていました。
鉄塔間にはメッセンジャーワイヤーでしょうか、張られているのがわかります。
朝来たところですが、掲示にはこの日地線移設が行われると書いてありました。
新鉄塔の足元です。
番線札が2番線側しかありません。
ちゃんと移設状況により付けていくのですね。
そうですよね、工事期間中は移設時以外は通電させてるわけですものね。
新鉄塔には蓮田線No.57のプレートがありました。
今までは蓮田線は少し手前の姫宮線との接続箇所で名前を東洋製缶久喜線に変更していたのですが、そこから続番で蓮田線となったということですね。
今回の工事は東洋製缶久喜線を北東京変電所に接続する系統変更に伴うもののようです。
工事後は北東京変電所までは全て蓮田線、今回建設しているこの蓮田線No.57から分岐する以降の送電線が東洋製缶久喜線となるのでしょう。
鉄塔一基。
敷地も部材も、建てるのにこれだけの工事を伴います。
これを何基も建てるのは凄いことだよなぁといつも思います。
もうすぐできそうな東洋製缶仮No.5の建替工事。
「No.仮5」の名前の希少さを味わえるのも、あと少しかもしれません。