賑やかだった領家線No.1鉄塔。
領家線は領家変電所までを結ぶ比較的短い送電線です。
追っていくと、No.7鉄塔が最終鉄塔で、ここで地中引き込みされてしまいます。
この鉄塔が3回線を引き下ろす、また面白い引留鉄塔でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231216/23/kanto-ce/0c/cc/j/o0810108015377847211.jpg?caw=800)
▲領家線No.7(2011/7,59m)
3回線の鉄塔自体が少数派なのですが、ここはその3回線の専用として建てられ、3回線を地中引き込みしています。
結構希少な鉄塔かなと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231216/23/kanto-ce/9d/ae/j/o0810108015377847216.jpg?caw=800)
▲見慣れない形状だ
航空法を意識してかしっかり60m未満で抑えています。
すらりとしていて、結構高い鉄塔です。
以前の鉄塔は古い鉄塔だったようで、ストリートビューで当時の姿を見ることができます。
建替では、これ以降No.11まであった鉄塔は全て撤去されてしまい、跡地はどこかもわからないほど綺麗になってしまったようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231216/23/kanto-ce/b1/3a/j/o0810108015377847220.jpg?caw=800)
さて、道中にあった領家線を見てみます。
この子、No.2は領家線の下相をバランス耐張化し、京セラ川口線も何やら逆ドナウ配置のような特殊な配列で支持しています。
こちらも古い鉄塔で、かつ特徴があり見ていて飽きません。
ここら辺は、区間は短いですが領家線の古い鉄塔が並び、まだまだ天国が続きそうです。
古めかしい鉄塔と低層の建物。
いい風景です。
<参考>
・送電線を追って : 鹿浜線その2
・日本経済新聞(2016/10/22) : 大和ハウス工業、埼玉県川口市の京セラケミ跡地に物流施設