#564 渋谷駅改良工事 2021/3① ~山手線も着々と~ | 関東土木保安協会

関東土木保安協会

Kanto Civil Engineering Safety Inspection Association

~ 土木の迫力 機械の技術 礎となった名も無き戦士達の魂 ~
関東土木保安協会は、鉄とコンクリートの美学と保全活動を追求します。


関東大好き。
関東土木保安協会です。



JR渋谷駅、3,4番線ホームの北端です。
鉄骨の梁ができていましたが、間を足場板のようなもので塞いでいました。
仮のように見えるので、上で何か作業しているのでしょうが、駅ビルの完成後はこんな感じで屋根が塞がれていくのでしょう。


銀座線の橋脚です。
何やら長い期間ゴニョゴニョやっていた部分、足場が外されて分かりましたが、これが新しい橋脚なのではないでしょうか。


現在の中央改札を中心とする橋上駅舎はいつ置き換わるのでしょうか。
新しい鋼管の柱に現駅舎を固定している様子なのですが、見ると随分とキメラなやりくりをしています。
すごい器用なことをされますね。
ですが、これは仮ではなくて、このフランジから上の鋼材が前後左右に伸びていく設計なのでしょうか?
そんな感じもします。


写真右奥が上写真の鋼管柱です。
これ以外は全て古い柱なので撤去対象かと思いますが、この辺りの進捗は今までと変わりません。
ここらを撤去しないとこの後出てくる線路の移設がうまくいかないと思うので、もう先が短いと思うのですが。


上を見ると、囲いに覆われた東急東横店が見えます。
囲いが外された瞬間、今迄の光景がまた一つがらりと変わってしまう衝撃があることでしょう。
壊すのはあっという間です。


3番線から山手線側を見ます。
首都高の下だけだったホームの屋根の骨組みと思わしき構造物が、様々な場所で増えてきていました。
首都高が工事調整で絡むので、あそこだけ先に行ったのでしょうか。


その鉄骨の直下から少し3番線寄りを見ると、軌道の工事が開始されています。
後で近くによって見てみましょう。


3番線ホームでは、エレベーターの新設工事も進んでいました。
南改札の方の新しい地下空間へ降りれるものです。


ライナー券売機です。
左の看板がシートで仮の表示になっていますが、3月の改正で長年東海道線ユーザーのオアシスとなっていたライナーが廃止され、特急化されます。
ここの表示も週末までですね。


特急湘南誕生、ということであちこちで宣伝が行われていました。
コロナ禍以前から決まっていた事とはいえ、今後の鉄道業界を考えれば、言い方が悪いですがいかにサービスに対して適切に課金させるかは大事な課題になるのでしょう。


渋谷ストリームから出てきたデッキの工事です。
ホームから見るだけでもかなり進んでいますね。
桜丘口の再開発ビルにつながるところまで見てみたくなります。


ホーム南端まで来ました。
山手線の軌道移設工事が進んでいる様子が見受けられます。
気になって見続けていた竣工年のレリーフも確認できなくなっていました。
よく見れば残っていたのでしょうか?


列車が停車中に上写真を拡大してみます。
ちょうど車両の横幅分位のスペースがあり、そこに線路を移設しようとしているのがわかります。


国道246号を跨ぐところです。
ここは桁を先に設置していたためか、工事が進んでいます。
合成枕木を桁に直結させる、枕木直結軌道になりますでしょうか。


エスカレーターを上がって中央改札に向かおうとすると、こんなポスターが。
随分かっこ良いラストを締め括る仕上がりです。


昭和、平成、令和。
今年で40歳とは、185系も土木施設並みに長寿でしたね。