使命を知り現実を変えていく
アラフィフ女性のための
スピリチュアルライフコーチ ・ヒーラー
福山智子です。
前回のお話はこちら
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高齢者マンションの夜勤バイトは
仮眠中も介護士さんに呼び出され
朝を迎える頃はヘトヘトだったが、
外科ほどのストレスはなかった。
手伝いに行くよう指示された
新しい同系列の
高齢者マンションは自立型。
見守りが必要な方は、
静養室という
病室のような個室を
利用することになっていた。
静養室の前にある
ケアステーションに待機し、
相談に来られる方の対応をしたり
呼ばれたら訪室したりと、
体調の悪い方がおられる時は
忙しかったが、
一晩中歩き回っていた介護型に比べると
まるで天国のようだった。
一時的な手伝いから始まったが
私は、完全に
この自立型へと移動になった。
癌の末期で静養室を利用され、
ドクターから麻薬が処方されず
痛みの辛さを抱えた方に
上司の許可を得て、
時間外に
ヒーリングを
させてもらったこともあった。
「まるで天国にいるようだったよ。
ありがとう。」
と言われたその方は、
次の週に行った時は
もう帰らぬ人となっておられた。
様々な症状や不安など、
いろんな場面で
さりげなく行なうヒーリングが
役に立った。
夜勤バイトのおかげで
私は、自分の学費や
息子の授業料を支払うことができた。
ヒーリングカレッジの授業が終わると
急いで電車に乗り、
渋谷駅の構内を走り抜け、
大急ぎで寮に帰って、病院の夜勤。
その夜勤明けで
夜勤バイトに向かうという生活が
7年間続いた。
勤務している病院には
バイトのことは言えなかった。
何かミスをした時、
夜勤バイトのせいと思われたくなかった。
忙しかったが
不思議と元気だった。
ヒーリングカレッジでの学びは、
楽しいだけではなく
実は、辛いこともあった。