精神科で大切なのは〇〇だった:私の世界観ストーリー49 | 40代50代の女性のための強運塾☆癒されながら強運になり幸せも豊かさも手に入れ魂の目的を果たす☆

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宇宙や神様から愛され応援され、あり得ない良いことが次々と起こる「強運」になるためのブログです。強運になるには、正しい順番と正しい方法が必要です。
癒し・スピリチュアル、宇宙の法則・コーチングを通して強運になり、
心と身体と魂を統合して魂の覚醒を目指します。

使命を知り現実を変えていく

 

アラフィフ女性のための

スピリチュアルライフコーチ ・ヒーラー 

 

福山智子です。

 

 

 

前回のお話はこちら

   ↓↓↓

答えを迫られていた私の決断

私の世界観ストーリー48

 

 

 

緊張と不安で始まった

初めての精神科勤務。

 

私が配属されたのは

男女混合の閉鎖病棟。

 

 

閉鎖病棟というのは

入り口に鍵がかかるということを意味する。

 

 

命を守るために、

自分の意思で外に出られない状態に

なっているということである。

 

 

 

働き始めて、まず感じたのは、

スタッフが皆んなやさしいこと。

 

そして、

いつも危険がないか

目配りをしている緊張感があった。

 

 

 

 

病棟で働いていると、

 

いつの間にか、あの院長

患者さんに混じって話をしていて

びっくりしたことがある。

 

 

院長は患者さんと話をしながらも

いつも何かを観察している目をしていた。

 

試されるような

初歩的な質問をされることもあった。

 

 

患者さんは

みんな院長が大好きだった。

 

ここに来て良かったと思った。

 

 

 

患者さんの病名は、

 

統合失調症や躁うつ病

アルコールや薬物の依存症など。

 

 

様々な症状があり、

 

それぞれが個性として捉えられていた。

 

 

 

心を病む人たちは、

とても純粋で繊細。

 

 

病歴を見ると、

 

それぞれ、何らかの

自分のキャパを超えるような

出来事を体験している。

 

 

 

勤務していて

最も痛感したのは、

 

信頼関係ができていなければ

何も始まらないということ。

 

 

 

信頼関係がなければ、

 

熱さえ測らせてもらえない。

傷の手当てもさせてもらえない。

 

 

 

初めの頃は、

 

他のスタッフに

代わってもらったことも

何度もあった。

 

 

 

精神科の患者さんは純粋だ。

 

ウソはつけない。

 

 

だから、

 

自分自身を

見つめざるをえなくなる。

 

 

精神科が

一番難しいのではないかと思った。

 

 

 

一番嬉しかったのは、

 

26年間、病院の敷地内から

外に出たことがない

受け持ちの患者さんが、

 

グループホームで

生活できるようになったこと。

 

 

 

担当医を交えての

カンファレンスで許可をもらい

 

近所のコンビニに

買い物に行ったことを忘れない。

 

 

生まれて初めて見る信号

驚く患者さんを見て、

 

時の流れの大きさに

思わず涙があふれたことを思い出す。

 

 

 

日々、

様々なことが起こっても

 

やりがいを持って

仕事をすることができた。

 

 

 

たくさんのことを学ぶことができ

人として成長できた一方で、

 

 

私にとって

精神科勤務の3年間は

 

強制終了をかけられるほどの

大きな体験をすることとなった

貴重な時でもあった。

 

 

 

それは、

勤務して数日から

すでに始まっていたのだった。

 

 

次回につづく……

  ↓↓↓

精神科病棟でのチャレンジその1

私の世界観ストーリー50