難聴者に、さらなる受難が! | La Biblioteca Alcolica

La Biblioteca Alcolica

アル中の図書館~お酒と読書の備忘録 in シドニー・オーストラリア

 

こんばんは。

昨日のブログの書類の「右耳、左耳問題」に沢山のコメントをいただきありがとうございます。にっこりにっこり

 

本日、こんなメッセージとともに再度書類を受け取りました。​​​​​​

 

Thank you for biringing this to our attention.The template is set as LEFT and I have now changed this to RIGHT. Please find attahced the amended paperwork below...

(ご指摘をいただきありがとうございます。テンプレートが左となっていたためそのまま送ってしまいました。右に直しましたのでご確認をお願いいたします)

 

「右」にうっすらラインマーカー引いてあるwww笑い泣き

 

 
そして昼休みと仕事の暇な時間をあてて各方面に連絡を取りました。
まずは、髄膜炎の予防接種が受けられるかを書類とともに会社の近くにある総合医(GP)にメールで問い合わせ。
その合間にリアルタイムチャットでプライベートで加入している保険会社に今回の手術、入院、麻酔が適応されるか確認。結果、コクレア移植だけは適応外!とのことでした。(国民健康保険?メディケアでまかなえますように・・・。食事も含まれるか聞くの忘れた・・・)
そして麻酔技師に電話して見積依頼。「聞こえないからメールして」と伝えたら対応してくれました。それでも、担当外科医、生年月日、入院日とフルネームを聞かれました。補聴器から直接Bluetoothで電話の音声が耳に入るようにしてやっと何とか簡単な単語なら聞き取れますが、めっちゃ集中しないといけないので疲れます。
 
それから病院に電話をして、昨日オンラインで申請、添付した入院申込書の書類に訂正があるけどどうすればいいか、それと個室じゃなくてもいいのに「個室希望」ってボタン押したら訂正できないけど1泊なので大部屋でもいいですと伝えたらその対応がすごいもので度肝を抜かれました。
 
「しらん」
 
日本語に訳するとまさにこんな感じで言われたのです。真顔びっくりマーク
 
「い、、今、しらんって言いました?」って言ったら「うん、しらん」とwww「じゃあ誰ならわかりますか?」って言ったら「えーと、僕が調べます」とかなんとかかんとか。
「メールではやり取りできないんですよね?」「できへん」「私、コクレア移植する予定なんですよね。だから電話での会話って自信がなくてもうほとんどしていないんですけど。現に今もあなたとコミュニケーション取れている気がしないです。入院日とか私の名前も聞いてこないし。ほんとにノースショア私立病院の人?」「そうです。じゃぁ、入院日を教えてください」
な、なんや・・・こいつ・・・。
 
情けなくて、悔しくて涙が出ちゃう・・だって女の子だもん・・・。泣き笑い
うそ、涙は出ませんでした。女の子じゃなくアラフィフのおばはんやから。おばばんイライラマックスよ、もう。しょうもないことで休憩時間潰すなや。ムキームキー
 
アラフィフともなれば、周りの現役社会人の大半以上が年下なのよ。そして一応海千山千?とまではいかなくても少しは酸いも甘いも嚙み分けてきた大人ですからね。
しかたない。仕事ができないヤツにはこれだ!
「じゃぁ、私は聴こえないけどあなたは聴こえるわけじゃないですか。英語の母国語話者だし。いまらから私はyesかnoかで答えられる質問だけをしますから答えてくださいね!」
 
ー左耳じゃなく右耳の手術をするけれど新しい書類を送付する必要があるか?私的には手術日さえ間違っていなければ入院許可証の再提出は必要ないと思っていますがどうですか? YES(必要なし)
ー当日、正しい書類を持っていきドクターと麻酔技師には再度手術前に右耳に人工内耳と言いますね? YES(是非、そう言って!)
ー個室しかないとさっき言っていたけど本当?YES 
ーおたくがPrivate(私立)病院であることとPrivate Room(個室)しかないことを私は混同していませんね?個室しかないんやね? YES(個室のみですーそんな病院あるの?)
 
そしてやり取りを終え、そのアホっぽい男性が一言「では、また手術の前日に確認の電話を入れますね」
 
電話してくるんかーい

                       してくるんかーい
                                       
                                      かーい・・・・ゲローニヤニヤ滝汗
 
私いじめられてるの?もしくは皆、こんな対応なの?難聴者に対して・・・。
聴かぬなら、聴かせてみせようじゃなく、「聴かぬなら、聴け!!」って圧がすごいぞ!!www
 
会社でもちょっと今大変忙しく重要な役目を押し付けられ(?!)どうにも、私が「聴こえない」ということを世間は中々受け入れてくれないようですが「ネタやわー、こんなんwww」って思いながら楽しんでもおります。ニヤニヤ
 
移民が当たり前で、優しい国ってこれまた当たり前ですが良くも悪くも「平等」に接してきますよね。
同情や哀れみは差別の裏返しであったりもするから、これくらいの対応でいいのかしら??とか、思ったりね。
とりあえず今日は結構がんばったなぁ。
 
明日には髄膜炎ワクチン接種の予定がたちますように。
 
引き続き頑張ります。チョキ 本日も、お読みいただいた皆さんおよび人工内耳先輩方の皆さま方に心からの感謝をささげます。