守護霊?を感じた日 | La Biblioteca Alcolica

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アル中の図書館~お酒と読書の備忘録 in シドニー・オーストラリア

 

こんばんは。

日本からも何人かが連絡をくれたので、皆さんご存知かとは思いますが先週末、シドニーのボンダイジャンクションにある大型商業施設にて痛ましい事件がありました。

 

実はこの日は、特に予定はなかったのですがシドニーシティまで歩いていくつか用事(買い物)を済ませてついでに日本語図書館で6冊ほど本を借りてきました。

あとは用事がないので久しぶりにボンダイかクージーにでも行こうかと考えていたのです。

まぁ行ったとしてもクージーだったとは思うのですが3割程度はボンダイも考えていました。

借りた本をミルヒル・ホテル(パブ)で少し読んでから今回の事件現場であるデパートを覗こうと思っていたのです。(クージーならビーチ周辺のお店をうろうろしてどこかで本を読む予定でした)

 

そうしたら午前中にJちゃんからLINEがきて、ちょうど入っていた予定が中止になったのでもし何もなければ飲まないかとの声が掛かったのです。

クージーにもボンダイにもめっちゃ行きたいわけではなかったし、手術までにもうあとどれくらいJちゃんにも他の友達にも会えるかわからないし、二つ返事でOK!

そうして楽しく飲んでおしゃべりをしていたらJちゃんのダーリンが帰宅してこの事件のことを知ったのです。もし、ボンダイに行っていたら間違いなく事件のあった3時頃に現場にいたのだと思うとぞっとしました。

 

「いつも、あんたの無事を亡くなったお父ちゃんにお願いしてるからね」という母の声といつもJちゃんのお家に行ったらご挨拶させてもらっているJちゃんの亡きお父様(この日はご挨拶なしで申し訳ございません)のことが頭をよぎりましたよ・・・。

 

人生って同じ毎日を生きているようで、毎日が無意識に多くの選択を繰り返して決して当たり前ではない「無事に帰宅して次の朝を迎える」という行為を繰り返しているのだな、と改めて考えさせられました。

いつもの電車の隣の車両に乗るだけで、水曜の朝ではなく木曜の夜の飛行機を選んだだけで、はたまた何となく目についた商品を偶然手に取ったことによる時間のロスで命拾いを図らずもしていることがあるのですよね。

 

そんな日の翌日、Jちゃんから輝きの会で愛用しているグラスが割れたと報告がありました。(なぜかいつも律儀に謝ってくるのですが、グラスは割れるものであり、一度差し上げたグラスはもうその人のものであり私に謝る必要なんて1ミクロンもないのですけどね・・・)普通はお守りとしてつけていたパワーストーンのブレスレット(数珠w)とかじゃないの?

 

わたくしの場合はクリスタルのグラスが「形代」というわけか?!しかも人様に差し上げたものが割れるんかい?!

Jちゃん、ごめんやで私のほうこそ。

そして、この帰り道。またいつものようにJちゃんがワンコのプチ散歩がてら送ってくれて「キンセラで一杯だけどう?」てなことでキンセラに行ったのですが満員で外席(ワンコOK)に座れなかったので、この日はそのままお別れとなったのですがキンセラが満員で座れなかったのもきっと何かの禍から知らずして逃れていたのでしょうねwww

 

亡くなった方達は本当に気の毒すぎて言葉もでません。

 

でも、こんなの避けられないよなーと思います。いつもの通勤電車にこういう人がいる可能性もあるわけで。で、この犯人みたいに包丁持ってゆるゆる走ってこられたら脳がバグって逃げ遅れて刺される自信しかない。

一瞬先は闇、という言葉を身をもって感じた日の出来事でした。

考えすぎてもどうしようもないから考える必要はないと思いますが、事故も含めて世の中で亡くなっている人の数って平和だと治安がいいと言われている国でも毎日相当数に上るのに自分だけはその数に計上されないだろうと考えるほうが傲慢だし不思議なんですよね。

 

Jちゃん、改めて声かけてくれてありがとう。予定がなくなったからと言って「私」以外にも声かける友達はあまたいる人なのにね。

CTCT

今日は人工内耳手術前聴力検査に行ってきました。明日、最後のCTがあるのでまたまとめてブログにしたいと考えています。

明日のCTは、早い時間だからもう寝よう。おやすみなさい。