こんにちは。大阪府池田市のホリスティック療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
阪急電車は時々こんな電車が走ってます。つらい通勤も少しは楽しくなりそうですね!
ところで本日はマンガ形式の本をご紹介します。
呪詛抜きダイエット
タイトルの呪詛というのは「呪い」のことです。
主人公である著者が何をしてもやせられないのは、「太っていてこそ私」という呪いがかかっていたから。
それを克服するために葛藤し、さまざまなセラピーを受け、少しずつ「呪い」が解かれていくという話しです。
ダイエットとありますが、根本には母親との関係があります。前作の続きの話しですね。
タイトルに呪詛とあるように少しスピリチュアル、心理的な呪縛を解く過程の話がメインといえましょうか。
前作であるこの本の内容は娘である著者を母親が支配し、自分自身が娘を通して第二の人生を生きようとする、そこから脱出するというストーリーです。
前作で母親から離れることができたということなんですが、離れても、呪詛は抜けないんですし、離れていても呪われるんです。
逃げても逃げても追っかけてくるのです。
それが呪詛です。
そんな呪詛を取り除くためにさまざまなセラピーを受けながら、少しずつ呪いを解いていきます。
・ヒプノセラピー(催眠療法)
・前世療法
・USPT(人格統合治療)
・箱庭セラピー
・ゲシュタルトセラピー
・エンプティチェア
・ヨガ
・グラウンディング
・メイクレッスン
・糖質制限
などなど。中には怪しいものも含まれますが・・・
それもきちんと書いてあります。
ダイエットというタイトルはついてますが、実際には呪い、信念システムの話しですね。
ほとんどの方は痩せたいと思っていても、食べるのをやめられません。太るための行動を積極的にやってしまう・・・・。
まるで「太っていたい」と体が思っているような・・・・
太る食べ物を大量に食べなければいけない「理由」がある・・・
同じように感じている方は多いのではないでしょうか?
それは気のせい、や根性が足りない、のでは無いのです。
著者がいろんなセラピーを受けて気付いたこと、それは自分が太るのは、みじめでいるため、それは「母にいじめられているのではなく、自分はみじめな人間だからです」と自分に嘘をつき続けるためだったのです。
そう思わないと生きていけなかったのです。
生きていくために仕方なくさまざまな信念システムを付けていくのです。
人はつらいことがある度に、生きていくために、自分を正当化するための信念システムを身に着けていきます。
一度身に着けた信念システムは呪いのように一生付きまといます。
形は違うかもしれませんが、皆なにかの「呪い」のようなものを付けながら生きています。
大なり小なり皆それに苦しんでいるから共感するんでしょうね。同じような根本の原因で悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
私自身の話しですが、あることをきっかけに「喜んではいけない(はしゃいではいけない)」「笑ってればなんとかなる」という信念システムを付けてしまいました(後から分かったことです)。
そうしないとつらくて生きていけなかったんです。
こういう呪詛は生きていく中でたくさん付けていくのです。
そうしないと生きていけなかったから。
こういう呪詛・信念システムが知らず知らずに自分を縛り、幸せになるための行動を阻んでしまうのです。
こういう呪詛は1つではなく、たくさん付いています。
1つとってもそれで終わりではありません。たまねぎの皮のように、はいでもはいでもまだまだあります。
親より幸せになってはいけない、とかいう呪詛がつくと大変でしょうね。
その呪詛を取り除かない限り幸せを感じることはないでしょうね。
この本ではたくさんある呪詛を1つづつ外していく様子を描いています。
■この本の中で面白いと思った場面
・むちゃくちゃ共感する場面があったのですが、このブログを家族が見ているとまずいので解説できません(笑)いつも自分を助けてくれていると思っていた人の思い出を思い出そうとしても記憶がない、というところです。
・施術を受けに行ったら呪詛がこびりついちゃった場面。「肩が凝ってますから、定期的に通わないと大変なことになりますよ~」とか、「ここが歪んでいる人は将来○○になりやすいですから注意してくださいね~」とか(笑)
・人が呪詛を送ってきているという話し。ありますよね!?グラウンディングは攻撃を防ぐにはいい方法ですね。
・糖質制限がいい、とか糖質制限が悪いとかに振り回されている著者。ありますよね~笑。
当院でやせられない、という方をフィシオエナジェティック検査で調べてみると多いのは
- 精神心理的問題
- 甲状腺機能低下や副腎機能低下などホルモンの問題
- 代謝の問題(肝臓機能低下やホルモンの問題)
が多いですが、この本のようなケースもありますね。
ボディートーク療法では信念システム(意識)やマトリックス(侵入マトリックスや家族マトリックス)の問題になるでしょう。
『呪詛抜きダイエット』まとめ
親子の関係で何の悩みもない人はいないでしょうね。(すいません。おられるかもしれないですが・・・)
親子には意味がありますが、だからといって親子だから分かり合えるというのは嘘ですね。
親子関係と言うのは自分を磨くための修行のようなものです。
子どもにとって母親の存在というのは想像以上に大きなものです。
母親が何気なくかけた言葉、しかも「よかれ」と思って口にしたフレーズが、子どもにとって強いストレスとなることもあります。
何気なく言った言葉が子供を傷つけていきます。呪詛になるのです。
それは母親自身の信念システムを投影しているのかもしれません。言われた方は親子関係をなんとか続けていくために信念システムを作って対応していきます。
人は変わらないので自分を変えないと生きていけないから。
それが積もっていくと自分自身を縛り付けていくことになるのです。
でも親を恨んでいるうちはその呪詛は外れていきません。
その呪詛は自分自身が生きていくために付けてきたものです。
同じような親でも呪詛を付けずに幸せに生きている方もおられますし、呪詛を沢山つけてしまい不幸な人生を送る方もいます。
本来原因は親ではなく、自分がそれをどう受け取ったかにあるのです。
大人になると逃げ道はたくさんありますからいいですが、子どもは逃げ道がないから大変です。
早く自立するしかないですよね。
その自立を阻む母親もいます・・・
この著者も、おそらく呪詛がまだ抜けきっていませんが、母親に対する見方、感情はすこしずつ変わっていってます。
最終的には「母親もこんなことで苦しんでたんだ~同じ人間なんだね」と思えるようになれば最高ですね。
※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。
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