おはようございます
本日もイレウスに決着をつけるべく、手術に望む続きです
何とか、子ども達の発熱にも巻き込まれずに、無事に九州がんセンターへ入院することが出来ました
入院治療計画に、手術の術式が「腹腔鏡下手術」となっていたので、てっきり開腹するとばかり思っていた私は天にも昇る気持ちでおりました
前回の手術(遊離空腸食道再建術)の際に、開腹したところ術後の激しい痛みがトラウマになっておりました
その事もイレウスの手術に、二の足を踏む理由の一つでした
それが腹腔鏡で行われるなんて、嬉しすぎる
が!
術前の説明で主治医よりあっさりと「これ腹腔鏡下手術となってますが、恐らく開きますね、あっ、いえ確実に開きます!」
チーンと「おりん」が鳴った気がしました
天国から地獄
まっ、とは言っても当初の予想とおりなので、全く問題はないのですが「ぬか喜び」のたちの悪さですね
私が思うイレウスの手術でビビっている点
1.開腹した後の地獄の痛み
(永久気管孔から痰吸引をする際)
2.開腹する事による二次的イレウスの可能性
とりあえず、この2点を心配しています
いざ手術当日にルートを取りに来た看護師さんです。
私もこの2年間で、さんざん針を入れられかなり針刺しの痛みに慣れてきました
しかし、この看護師さんですが針を刺す際に…
あぁ、この針太いから、痛いよ~
チョチョチョチョムリムリムリムリ
元々、注射が苦手な私にこのセリフは恐怖以外の何者でもありません
思わず、出した腕を引っ込めてしまいました
二、三度深呼吸して覚悟を決めて…いざ
想像より痛くない
この攻め方、新しいですね
さて、すったもんだがありましたがルートも取れていざ手術室へ
手術中
麻酔から覚めて、あれ?想像より痛くない
まだ、麻酔も 抜け切れてない上に、持続でフェンタニル(麻薬系の鎮痛剤)が流されています
しかし、時間の経過と供にやはり痛みが増してきます
そういう時は、このポンプのボタンを押して、鎮痛剤の量を一時的に増加させます
しかし、これでも痛みが治まらず眠れません
そこで追加の鎮痛剤の登場です
みんなお馴染みの「ロキソプロフェンナトリウム60mg」です
私、痛みに弱いので、麻薬系で治まらない痛みにNSAIDsの鎮痛作用に効果があるのか期待が持てません
が!
服用後30分足らずで、痛みが引いていき自然と睡眠も取れます
やはり、 自分で体感すると薬の評価も変わりますね
そして、術後3日間 ほど絶食して食事が再開されると、毎食後お通じが来るようになりました
術前よりも明らかにお通じの状態は良くなっています
これは、手術を受けた賭けに勝ったかな
術後約1週間で退院予定です
しかし、退院直前に担当Dr.から…
実は、まだ直近のレントゲンでは、小腸がかなり張っているんですね。
それでも、お通じの状態も良さそうですし、予定通り退院しても大丈夫でしょう。
ただし、退院後は食生活など無理せずに気をつけて下さいね。
退院直前に心配な一言を言われましたが、やはり退院はいつでも嬉しいものです
まさか、この言葉がフラグになるとは…
まだ、続きます