みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
社台、サンデー、G1各クラブの「全頭完全評価(レビュー)」をたくさん読んでいただき、改めてありがとうございます。中間発表の第一弾がありました。今年は社台もすごい勢いです。票がだいぶ割れていますね。
さて、同時進行で執筆してきた東京サラブレッドクラブの「全頭完全評価(レビュー)」を予定通り明日13日(木)午後6時ごろにリリースします。東サラ会員のみなさま、リクエストをいただいた方々、お待たせしてしました。
今年度もバラエティーに富んだ馬たちがラインナップされていますね。今回も読んでいただきやすいように、関東馬編、関西馬編に分けてリリースします。意中の馬がいる方だけでも読んでみてください!
以下、いつものご案内です。
■レビューについて
私のレビュー方法と、馬を見るときの考え方について、改めて書いておきます。尚、レビューは私の知識や得た情報を総動員して書いていますが、馬の活躍を保証するものではありません。出資はあくまでご自身の判断でお願いします。
私は募集馬の血統、動画などから評価するのは下記の6点です。それぞれをS~Cの4段階で評価します。
①【耐調教値】 その馬の身体の構造を見て「強い調教に耐えられる資質があるかどうか」を判断したものです。四肢などに瑕疵があれば評価は低くなります。
②【血統】 種牡馬と繁殖牝馬の相性を図る上で重要なツールになります。また、その馬の適性や期待値を予測することもできます。
③【早勝値】 その馬の仕上がりが早いのか遅いのかを予測したものです。その馬の骨格や動きから成長度合いを分析し、2歳戦から能力を発揮できるようであれば評価は高くなります。
④【潜在能力値】 その馬が持つ資質をフラットに評価したものです。たとえデビューに時間がかかったとしても、ゆくゆくは走ってきそうな「光るもの」をもっている馬はこの評価を高くします。早めからいける馬でも能力が高いと思えばこの評価は高くなります。
⑤【コスパ値】 募集価格とその馬の出来を比較して、お買い得であると思えば評価は高く、逆であれば低くなります。
⑥【総合評価】 上記の項目を総合的に判断したものです。
■評価例(※下記の評価に加えて【コスパ値】も記載します)
・アスコリピチェーノの募集時レビュー
122アスコルティの21 ▲左飛節OCD除去手術
(ダイワメジャー、メス、黒鹿、02/24、2,400万円、60万円、黒岩陽一)
【耐調教値】B
【血統】S
【早勝値】A
【潜在能力値】A
【総合評価】B
父の成功例にしっかり合致。父は高齢になったが、毎年コンスタントに活躍馬を送り出す。本馬もまだまだ注目できる。馬体面では、父の産駒らしい肉付き。トモの容量も水準以上のものがありそうで、順調に成長してくれれば活躍が見込めそう。ただし、特に左前脚が弓で、歩様を見ても不安。弓は加齢とともに解消することもあるので判断が難しいところだ。前脚の不安と、手術歴で人気にはならないだろう。第1希望で取るような馬ではないかもしれないが、無事であれば走ってきて何らおかしくない。
■その他
私はカタログやHPに載っているクラブ側のコメントを読みません。先入観なく馬を見たいからです。なので、コメントと私のレビューに齟齬が出ることもあります。それらをご承知の上で、私のレビューを読んでいただければと思います。
販売方法は「note版」のみとします。リリース時のブログにリンクを貼りますね。
以上です。それでは、もう少しお時間をいただきます。リリースした際に、改めてご案内しますね。
カンパイ氏