★何かを悩む前に考えたいこと★
西洋手相占い師、叶多幸です。
占いは悩みを解決するためのひとつのツール
ですが、占いが優れているのは、
自分の悩みを客観的に捉えることができる
ということです。
自分の「悩み」でがんじがらめになっている人は、
この客観的な視点が、必要なのかもしれません。
たとえば、人間関係の悩みの場合でも、
シチュエーションでいろいろ悩みが変わって来ます。
私は悩みを分析するときに、4つの視点で考えています。
まず、第1の視点「重要で緊急性が高い悩み」です。
「すぐ解決すべき悩み」ですね。
たとえば、
自分の言動や行動で相手に誤解されている場合、
そのまま放置しておくと、人間関係が確実に悪化して
しまいます。
次に、第2の視点「重要だけど緊急性がない悩み」
です。「いずれは解決しなければならない悩み」です。
たとえば、
自分と相手の価値観や考え方、生き方が違う場合です。
価値観が合わないとか行動パターンが違うということ
で関係が悪化するというのであれば、自分が変わるか、
相手を変えるか、どこか変える必要があるかも
しれません。
本当に、考えなければならない悩み、つまり、
本当に悩む値がある悩み、というのは、
この2つだと思います。
★悩む必要がない悩み★
ところが、悩みというのは、もう2つあるのです。
それが第3の視点「緊急だけど重要でない悩み」です。
「とりあえず、放置してもいい悩み」です。
たとえば、
ちょっとした意見の相違で喧嘩してしまったとか、
相手に嫌なことを言われたとか、です。
一見すると人間関係を悪化させる原因になりそうな
悩みですが、自分が相手に誤解されているという
ことでない場合、放置しておく、ということも
人間関係を築く上では、重要なことになるのです。
もう一つが第4の視点「緊急でも重要でもない悩み」
です。「放置しておく悩み」です。
たとえば、自分の裁量権では、どうにもならない
悩みですね。目の前に嫌な人がいて、どこかに
行ってくれないかなと悩むとか、実現不可能な
ことについて悩むということです。
そんなことあるのかなと思うかもしれませんが、
実現不可能なこと、自分の裁量権以外のこと
について悩んでいる人は意外と多いものなの
です。
一度、自分の悩みについて考えてみると、
頭がスッキリするかもしれませんね。