男のきものっていかが?2020 その15 ~ 八重山ミンサーを結び、沖縄に想いを馳せる。 ~ | 愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記

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男の着物の楽しみ方を紹介する、

 

男のきものっていかが? シリーズ

 

 

全100回+α 過去のまとめはこちら

男のきものはここを見て♪~総集編~

 

2017年版はこちら

男のきものはここを見て♪2017総集編

 

2018年版はこちら

男のきものはここを見て♪2018総集編

 

2019年版はこちら

男のきものはここを見て♪2019総集編

 

 

今朝、朝ごはんの準備をしていると、

目に留まった「沖縄戦慰霊の日」のニュース。

 

75年前の今日は、

熾烈を極め、一般市民を巻き込んだ、

沖縄戦の組織的戦闘が終了した日です。

 

 

そのニュースを目にした瞬間から、

今日結ぶ帯は、この一本に。

 

 

沖縄の染織、八重山ミンサーの角帯です。

 

「ミン(綿)サー(狭)」の名の通り、

綿で織り上げた、幅の狭い織物のこと。

 

藍色の地に、カラフルな色が織り込まれ、

別に季節がある訳ではないのですが、

夏になると結びたくなる一本です。

 

 

昨年10月の首里城炎上の時のそうですが、

https://ameblo.jp/kanossa/entry-12540701947.html

 

 

沖縄の事になると、

不思議と胸が締め付けられます。

 

 

親戚がいる訳でもなく、

特段仲の良い友人がいる訳でもなく、

深い所縁がある訳でもないのに、

何か、わがことの様。

 

 

色々と考えると、その理由は、

何度か足を運び、沖縄の産地を巡り、

そこで見聞きした沖縄の現状や歴史に、

触れてきたからかなと感じています。

 

 

特に印象に残っているのは、

読谷山花織会館に掛けてあった、

歴史の説明文と、

https://ameblo.jp/kanossa/entry-11777319303.html

 

 

城間びんがた工房で聞いた、

沖縄戦の惨状のこと。

 

 

犠牲に遭われた多くの一般市民の中には、

そうした染織に携わっておられた作家や、

その家族も多数おられたそうで、

文字通りの焼け野原となった場所には、

多くの染織道具や材料があったと、

産地勉強をする中で知りました。

 

 

今、私たちが目にしているものは、

決してすべての沖縄染織ではなく、

でも、そうした今在るものすべてが、

血の滲む様な努力と奇跡的な復興により、

目にし、触れる事が出来ている事に、

感謝の気持ちを抱かずにはいられません。

 

 

激動の今、

75年前の同じ事を決して繰り返さない様に、

日々確かな歩みを感じながら、

前を見て進んでいきたいと思います。

 

 

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