今日は
弥彦神社⑥
やひこじんじゃ。
アクセスは
JR弥彦線「弥彦」駅徒歩15分。
北陸自動車道「三条燕IC」より約13km。
北陸自動車道「巻潟東IC」より約15km。
の続きです。
弥彦神社
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
創建年代不詳。
弥彦山（標高634m）
山麓に鎮座。
御祭神は
天香山命
（高倉下命）。
通称
おやひこさま。
弥彦神社二の鳥居
御祭神の
天香山命
（おやひこさま）は
天照大御神の
御曾孫で
父は饒速日命
母は天道日媛命。
神武東征の際
神武天皇に
韴霊剣
を献上した神さまで
越後国開拓の祖神。
野積海岸①（※音が出ます）
神武天皇即位4年
(紀元前657年)
天香山命
（おやひこさま）は
越国平定の
勅命を受け
日本海を渡って
米水浦
（長岡市寺泊野積)に
上陸。
弥彦神社御上陸地石碑
里の人々に
漁業・製塩・酒造などの
技術を授けた
といわれ
男釜・女釜
この男釜・女釜は
おやひこさまが
村人に
塩たきの術を授けた跡
と伝えられています。
野積海岸②
弥彦村に伝わる
「弥彦大神の雷退治」
という昔話によれば
空の写真①
ある夏の日
おやひこさまは
米水浦
（野積の浜）で
里人たちに
塩を作る方法を
教えていた。
一日がかりの作業で
夕方には
たくさんの塩が
できあがり
みんなで
喜んでいると
突如として
雷鳴が轟き
夕立がザーッ
と降り始めたので
せっかく
できあがった
たくさんの塩が
雨で流されてしまった。
野積海岸③（※音が出ます）
おやひこさまは
大層お怒りになって
さっそく
天に呼びかけて
雷どもを集め
厳重に戒めた。
空の写真②
恐れ入った雷連中は
申し訳ありません。
今日以後は絶対に
この地方では
雷を鳴らさず
夕立も降らさないので
どうぞお許し願います。
とお詫びして
固く誓約したので
弥彦山には
夕立も降らず
雷も鳴らない
と言われているそう。
大宮神社
新潟県長岡市寺泊野積10147-乙
近くにある
大宮神社が
おやひこさまの
旧地
との説があり
桜井神社
新潟県西蒲原郡弥彦村麓2区
弥彦村麓にある
桜井神社が
おやひこさまの
旧跡
と伝えられています。
弥彦神社御神木
おやひこさまが
弥彦の地に
宮居を定める際
携えていた
椎の杖を地面に立て
ここが永住の地に
相応しければ
根を生じ
芽を出して
繁茂するであろう
と言ったところ
杖が
大樹になったので
弥彦神社の
位置が定まったそう。
空の写真③
その後
おやひこさまは
弥彦の地に
宮居を遷し
稲作・畑作をはじめ
諸産業の基を築き
弥彦神社一の鳥居（2022年2月撮影）
孝安天皇元年
(紀元前392年)2月2日に
越国開拓の
神業を終え
神去り坐したことから
弥彦神社社殿（2022年2月撮影）
毎年
2月2日の
例祭を中心に
2/1～2/4の4日間
神幸神事が
斎行されています。
パンダ焼き（分水堂菓子舗）
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