【 先週書きかけていたブログを後れ馳せながら更新です 】
これまで長い間犬や猫、うさぎたちを保護をしてきましたが、この活動を始めた動機というのは「飼い主に見放されて捨てられた子たち」を守りたいという気持ちからでした。
ですので当初は地域猫ちゃん達や多頭崩壊した家の子たちの保護をするという考えはなかったんです。
状況的にそういうことも言っていられなくなって結果的には捨てられた子以外の子たちも保護してきました。
今は里親募集をしてきたけどご縁に恵まれず残ってしまっている子たちで捨てられた子以外の子たちの割合が多いんですが。
多頭崩壊のくるみちゃんと地域で生まれたチャオくんとイヴちゃん、そしてセンターでの譲渡対象になる可能性が限りなく低いといわれた(いわゆる殺処分候補)リップちゃんで捨てられた可能性があるのはシャロンくんだけです。
ただ、シャロンくんもかわいい水色の首輪をしていて迷子の可能性もないことはありません。でもさんざん保護された地域で飼い主探しをしたし、重篤な心臓病とわかったため見放されたんかなぁと思わざるを得ないという感じですね。
自分自身の病気だったりもあって去年からサラリーマンになってしまったので残っている子たちのお世話とTNRのお手伝いのみになってしまいましたので環境は大きく変わってしまいましたが、自分ができなくなった分、がんばっているボランティアさん方の頑張りを応援しています。
しかし慣れないサラリーマンとしての日々にいっぱいいっぱい。仕事が忙しくてブログの更新もできない日も多くなったし手抜き記事も増えてしまって申し訳ありません。
(やっぱり捨てられた子って悲しげな目をしている子が多いんです)
そんな中、こないだの水曜日と木曜日は久しぶりの連休でぐっすり寝ちゃいました。ふだんからシャロンくんのお薬があるので最大でも4時間以上は続けて寝られないんですけどお薬やごはんに起きてまた二度寝っていうのをしていました。
すると眠りが浅かったんでしょうね。不思議な夢を見ていました。
今までいたたくさんの子たちが夢に出てくれて、しかもおしゃべりできる子が多数いたんですよ。
里親さんにお迎えしていただいて幸せになれた子たちが多くいましたが、中には失意の中命を落としてしまった子たちもいました。
なんか泣ける。
(マカロンくんに至っては身動き取れない状況の中何日も人の目に触れず、レスキュー隊に救助されたものの瀕死の状態とのことで緊急の引き取りとなりました。二週間入院してやっと退院できるというその日に急変し虹の橋に行ってしまいましたがどんな思いでいたんでしょう?)
捨てられた子たちの中には本当に普通に暮らしていて、いきなり捨てられた子も多くいると思います。社会的にも身勝手な飼い主に何の感情もなく捨てられたような子たちだけじゃなく、大事にしてくれていた飼い主さんが亡くなって遺族にモノのように捨てられたという事例も多く耳にしています。遺族による保健所持ち込みだけじゃなく、そのまま見知らぬ場所に捨てに行くような冷酷な人間がものすごく多いのです。
保護した子たちの中には山に捨てられた子、湾岸エリアで捨てられた子たちも多くいました。そういう地域を管轄している行政機関から多く引き取ってきましたからね。
幸せな毎日を送ってきた子が突然見知らぬ場所に置き去りにされる。
そんな目にあっている子たちの気持ちを考えると本当に胸が苦しくなってしまいます。
世の中にはそういうことを平気でできる人がたくさんいるんですね。
人間は偉そうに言うならまずは「自分より弱い子を守る」という最低限のことをできるようになってほしいと願わざるを得ません。
個人的な思いなので頑張っている団体さんやボランティアさん達には申し訳ないのですが、やっぱり捨てられてしまった子たちのことが一番気になります。地域猫たちのことも社会全体の問題だと思いますので少しでも改善されるように願っています。ただ多頭崩壊だけはどうしても飼い主にちょっと責任とれよっていうふうにも思うのです。業者の崩壊なんてふざけるなって。今までさんざん犬たちに食べさせてもらっておいてしりぬぐいはボランティア任せ?なんなんそれ?って思っちゃう。
でも誰かが手を差し伸べないといけない命があるのだから仕方ないのですけどね。
人間の罪深さに嫌気がさしますっていうお話でした。
では。