ボランティアをきちんとした形で始めたのは1998年ですのでキャリアとしては結構長いです。
そもそもは偉い人たちと絡むような教育団体で対象は小中高の先生方や保護者の方々。そして青少年。
どうぶつ達のことは一切知りませんでしたし、まったく興味もありませんでした。
ところがちょっとしたきっかけで人間って変わるもんなんですね。
2007年以降どっぷりとどうぶつ達の問題に関わっています。
捨てられて行き場をなくした子たちを助けたいという思いはもちろんなのですが、人間に利用され、もてあそばれ、命すら奪われる事実を目の当たりにし、世の中を変えないといけないという使命感のような思いで携わりました。
当初はうさぎちゃんを守るために始めました。
うさぎのボランティアさん自体ほとんど存在しなかった時代です。
それも法人にしてる団体なんて皆無に近い状態でした。
どうぶつ達を守るボランティアってほとんどが犬と猫という時代でしたのでね。
ウチはその後にワンコたちの保護が多くなったのですが、行政機関との協働だったので縛りも多くてお役人様にいろいろ話をしながら土台を作ってきました。
ウチに限らないんですけど最近のボランティアの人たちってそういう土台作りをしてきた人たちのことを知らないんですよね。
時代は変わっていくものです。
なので今活躍してくださっているボランティアさん達も、先人達がシステムとして作ってきた土台をベースにしてくれているのはうれしいしありがたいんですけど、中にはきつい部分を削って、楽なほうへ楽なほうへと改竄している面がえらい目に入るなぁと思ってしまう団体さんも目につくのです。
それぞれの思いでやってるので仕方ないかもしれませんが、ボランティアって自分たちにも厳しく律する必要もあるべきなのだと思うのです。
悪いヤツにも気を使って真実を隠して保護・里親募集。多少問題があってももらってくれるという人には安易に譲渡。何かしら問題を起こしても隠ぺいするとか、いろいろ耳に入る話に気が滅入ってしまいます。
保護するのがメインになってしまうのはある面しかたないでしょうけど、捨てられる子たちや多頭崩壊を起こすようなアホがいなくなるようにすることがその後の悲劇を防ぐために大事なんじゃないでしょうか。見てたらおカネはクラファンでなんとかなるしっていう感じで嬉々として保護してる団体も目に付く。生体販売や多頭崩壊を防ぐとこには全然つながっていないという哀れな状況。
ウチも何もない中でやってきましたけど、ゼロイチでやるのってめっちゃ苦労が伴うんですよ。
1から増やすのってのも大事ですけど。
安易なボランティアとかお金儲け目当ての団体が増えてしまうのもそういうとこに原因があるように思います。
ちゃんとしてるとこはなかなか報われないのが現状ですしね。残念だけど。
さて。今日の猫たちのお話。
くるみちゃんが珍しい場所にいます。
キャットタワーの上にはくるみちゃん。
そしてシャロンくんとリップちゃん。
この部屋には天敵のチャオくんとイヴちゃんもいるのですが、この時はぐっすりとお昼寝中。
そのすきにくるみちゃんも遊びに来ました。
くるみちゃんも運動不足なので広い部屋でいっぱい遊ばせてあげるのが大事なのです・
たまには広いお部屋でいっぱい走らせてあげたいです。
休日にしかできませんが嬉しそうに遊ぶくるみちゃんの姿を見れてうれしいです。