保護した子を警察署に届けた時に気をつけること! | LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

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team NOA(一般社団法人LOVE&PEACE)
大阪、関西で 捨てられた子たちの里親探しをはじめどうぶつ達が幸せに暮らせる社会にするための活動を行っています。

長い間、行政機関に保護された犬や猫についてサポートしていたので参考までにお話していきますね。。

 

突然、捨てられていたり、迷子の子を見つけてしまった。

 

「どうしよう?」とおろおろしてしまうこともありますよね。

 

でも、そのままほったらかしにしていたら事故にあってしまうかもしれない。

 

その子にとっては命の危機にさらされているわけです。

 

保健所、動物愛護センター、警察署。

 

どこに連絡したらいいのかわかんない。

 

そんな時はどこでもいいので連絡してまずはその子の身の安全を確保してあげる必要があります。

 

どこも公務員なので融通の利かないこともありますが。

 

でも、時間外でも動いてくれるのは警察署になります。

 

ただ警察官ってどうぶつに関する法律をちゃんと知らない人も多いです。

 

そして警察署は日を置かずにそのままセンター送りにするとこも少なくありません。

 

連絡したはいいけど「殺処分になりますので」と一般人に誤った情報を伝える人もいます。


そういうことが実際にあったのでSNSなどで「保健所や警察に連れていかれたら殺されるから連絡してはダメ!」といった話が拡散されて実際に届けない人が多くなるわけで。


そうならないためにも我々がちゃんとした知識を身につけて適切な行動を取れるようにしないといけませんね。

 

こればかりは本当に地域によって対応が様々ですのでその都度こちらから連絡しないとすぐにセンター送りにされたり、地域によってはあっという間に殺処分なんてとこも未だにありますので預けっぱなしにしないようにこちら側も気をつけないといけません。

 

 

捨てられてしまった子なら守ってあげないといけないし、迷子の子の場合は飼い主が探している可能性もあります。

 

おうちで保護できる環境にある方ならば届け出はきちんとしたうえで保護してあげてほしいと思います。

 

でも保護できる余裕のあるひとばかりじゃないですもんね。

 

それでもそのままスルーするのではなくきちんと連絡して保護してもらってください。

 

愛護センターは基本的にどうぶつ行政を担う職員がいらっしゃるので最低限のことはしてくれますが、問題は警察署です。

 

ほんとに何の知識もない人が担当しているところもあるのでリップちゃんみたいに全員にかみついて殺処分やむなしなんて言われる子も出てしまいます。

 

ごはんも基本的に担当の警察官がポケットマネーで買ってるとこが多いのでちゃんとしたものでないことがあります。

 

暑かろうが寒かろうが外のクレートの中に入れっぱなしなんてとこもあります。

 

病気の子なんかはそこで死んじゃう子も多いですし、病気やけがをしているのがわかってても治療を受けさせてもらえるところはまずありません。担当の警察官が自腹で病院に連れて行ってくれるようなとこのみです。

 

なので通報した人はその後のことまでよくよくお話を聞いて、できることを模索する必要があります。

 

すぐに飼い主が迎えに来てくれる子もいるけど捨てられた子はどれだけ待っても迎えになんて誰も来てくれません。

 

基本的に数日から一週間程度でセンターに送られます。今は譲渡を基本にしているセンターも増えましたが、まだまだ基本は殺処分みたいな時代遅れの自治体も残っています。


その見極めも大事です。


地域の動物愛護団体さんなどにも相談しながら、その子の生きる道を模索してあげてほしいと思います。

 

団体さんやボランティアさんも慈善事業でやってるとはいえ、そうやって相談された子を全部引き受けていたらパンクしてしまいます。

 

相談するときはぜひ金銭的な支援をはじめできることは協力すると申し出てください。

 

誰もが何気に歩っている時に迷子や捨てられたこと出会う可能性あります。

 

そういう時にどうするべきか。

 

一度シュミレーションしておくのもいいのではないでしょうか。

 

ではまた。