闘病中のシャロンくん。時々その様子をお知らせしていますが、最近は穏やかに過ごす時間がふえていますよって安心してくださっている方も多いんじゃないでしょうか。
重篤な病気なので本当に心配はつきませんが、応援してくださる皆様の思いを受けてシャロンくんは頑張ってくれています。この2～3日で急にごはんの食べるスピードが遅くなっていますが、原因は何でしょうね？ただ単に飽きたとかならいいのですが。
それでは今日はそんなシャロンくんの最新の検査の状況をお知らせいたしますね。
先ほども書いたように最近は穏やかに過ごしているので、ホッとしているのですが、検査をすると現実を突きつけられます。
診察中は怖くてうずくまってしまうシャロンくん。
なのでお写真はなかなか撮ることができません。
色々な検査を受けるんですが、その中でわかりやすいのがレントゲンの写真。
健康な子のレントゲンを見たことある方でしたらすぐにお判りいただけると思いますが、ありえないくらい大きくなった心臓が目立ちますね。
心電図のデータや超音波のデータなどでも異常な数値が目白押しです。
穏やかに過ごしているシャロンくんですが、やはり病魔は確実に進行していることが検査結果として現れます。
素人がレントゲンの写真を見てもよくわかりませんが、超音波のデータではこれまでは「１」台で推移していた数値がとうとう「２」を超えてしまいました。
レントゲン写真でもわかる方もいらっしゃると思いますが、シャロンくんの心臓の左心房というお部屋が大きくなっています。ここに圧力がものすごくかかってしまって、肺水腫などが進行していくことが怖いです。
肺水腫に対するお薬がよく効いているようでありがたいのですが、穏やかに過ごしているシャロンくんの心臓の病は静かに少しづつ進行していっているという印象です。
シャロンくんを抱っこした時に感じる滝のように流れるような音を心配していて、先生にそのこともお聞きしたのですが、驚くようなお返事がありました。
このものすごく流れてくる心臓の音は恐怖でしかないんですが、先生いわく「この音がしなくなることのほうが怖いんです」とのことでした。
現在のシャロンくんの病状は左からの短絡状態なのですが、ここの圧力が高くなりすぎると今度は逆方向に反転してしまう。そうなるともはや生命を保つことができなくなる。ということなのだそうです。
聞いてるだけで怖い。
でもそんな怖い状態がシャロンくんの体の中でおきているのです。
穏やかに過ごしている外見だけ見てると微笑ましいのですが、そういう現実を突きつけられると本当につらいですね。
たまたま、シャロンくんの後に診察を受けていたワンちゃんも同じ「心室中隔欠損症」の子でした。
進行具合とか全然わかりませんが、ほんとに怖い病気と闘う子たちがいっぱいいるんですね。
お薬をがんばって、こまめに検査をしてもらって、少しでも状態を保っていくことが、今、シャロンくんにしてあげられる一番のことだと思っています。
そして今までもそうですが、これからもシャロンくんの心を支えてあげられるよう気を配っていきたいと思います。
シャロンくんのことを応援してくださっているみなさまのお気持ちに感謝しながらこれからもシャロンくんを守っていきます。
引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします。
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