大阪のミナミのはずれで保護されて2週間。
SNSで発信したり、保護現場近辺でポスターを貼ったりして飼い主探しをしてきましたが、有力な情報もなく保護期限がきてしまいました。
さっき見たらTwitterにあげた動画は24万再生、リツイートも1万近く。
こんなたくさんの方に見ていただいても飼い主の情報はありませんでした。
いただいたコメントにもありましたが、この唐草模様の首輪。
もしかしたらネットをしない年配の方のおうちでかわいがられていた子なのかなぁ。
以前もありましたよね。
近隣の小学生たちに愛犬のことを話して、仏壇に手をあわせて愛犬が帰ってくるよう祈っていたおばあちゃん。
迷子にさせて探さないとか、いいかげんな飼い主の元には帰したくないけど、こういうおじいちゃんやおばあちゃんの子だったら帰してあげたいなって思うのです。
ただ、無情にも行政機関には保護期限というものがあります。
期限が切れたら引き取るか保健所送りになるかというところです。
大阪市は率先して犬の殺処分をしないように職員さんたちが頑張ってきましたし、公園の猫たちもボランティアさん達と連携してTNR活動も推し進めてきた自治体で、この春からは愛猫家の市長が就任しましたので、期待はしているのですが、まだまだ猫に関しては万全ではないということで、どうしたものかと悩みましたが、ある職員さんがこの子をお迎えしたいという申し出をしてくださいました。
愛猫家の職員さんということで、保護されているあいだもふれあってもらっていました。
かわいくてなつっこい子ですから新しい家族にもきっとなついてくれると思います。
ただ、保護された地域に飼い主さんを探しているというポスターを貼っています。
しばらくそのポスターはそのままにして万一元の飼い主さんが現れた場合はお話をして、この子の幸せを考えて判断したいと思います。職員さんもこの子の幸せを第一に考えてくださるとのことで安心しました。
明日、新しいおうちに行きます。
たくさんのみなさんにご心配と応援をしていただきましたが、安心できるおうちに行けることになりましたのでご安心ください。
また何かありましたらご報告いたしますね。
ありがとうございました。