ふーちゃんのお葬式ではじめての体験 | LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

LOVE&PEACE ‐ NOA いぬ・ねこの里親募集

team NOA(一般社団法人LOVE&PEACE)
大阪、関西で 捨てられた子たちの里親探しをはじめどうぶつ達が幸せに暮らせる社会にするための活動を行っています。

お葬式は本当に悲しい儀式だけど。

今年に入ってからでももう6回も事故死した子達のお葬式をして、それはそれで悲しい気持ちになるもんですが、それとくらべても、ふーちゃんは少しの間だけだけど一緒に過ごしたので、そんな子のお葬式ってこんなにも気持ちが沈み込むものなんだとびっくりしています。

いまの心境。
「つらっ(泣)」


↑最初の通院日のふーちゃん。

この日はまだ全然元気で「ちょっと食が細くてー」ってまだ離乳できてないのか?それとも食べ物だって認識できていないのか?なんてそこばかり気にしていました。


その翌日のふーちゃん。
前日に比べて確かに動きは悪くなってはいましたが、まだ命に関わるほどの問題だとは認識していませんでした。

以前にも何度か元気に遊んでいた仔猫が突然死したことはありましたが、すべてまだ離乳前の子であったり、状態が明らかに悪い子達でした。

比較的状態が良いと思っていたふーちゃんのまさかの死に心が追いつかないという現状。


ふーちゃんは他の入院患者の子達とは一緒にはできません。別のフロアの隔離された特別室へ。ここは酸素ハウスも完備していて出入りする先生や看護士さんは強力な薬剤で除染していました。

先生にお聞きしましたが、肌にはとても悪いものだけど完全に消毒するためにはこういう強い薬剤を使わなくてはいけないのだとか。

さすがに大きな病院でなければこんな設備はないし、強烈な感染症の子は普通の病院だと入院もさせてもらえなかったりしますのでお値段はものすごく高額になりましたが入院させてもらえて本当によかったと思います。

そして先生のお話を聞いて、そして色々調べましたが、ものすごく深刻な病気で、致死率がものすごく高くて助からない可能性が高いと通告をされていました。

小さな体で何でこんなにしんどい思いをしないといけないのかも理解できていないでしょう。

本当にかわいそう。

でも、そんな小さなふーちゃんを心配すると同時に家にいる子達の命を守らなければなりません。

ふーちゃんのいたお部屋だけじゃなく、ふーちゃんが触れたもの、その他触れていなくても家中の前部屋のカーペットやカーテン、衣服などを廃棄し、ジャムくん用のクッションやおもちゃ類なども全部廃棄です。

ハイターであちこち消毒。
匂いがきつくてみんなもかわいそう。
必死の形相で作業をしてるのでみんな怖がってしまっていました。

そんな恐怖に怯えたジャムくんがとなりのお部屋に逃亡。しかしそこはけやきちゃんがいるお部屋です。

普通に過ごしていたけやきちゃんにあちこちぶつかりながらジャムくんが襲いかかってけやきちゃんは流血するはめに。ほんとごめん(泣)

こんな状況なのに病院行きの子を増やしてどうするんだ。


そして2018年5月5日、午後3時45分。
ふーちゃんはその幼いあまりにも短い生涯を終えました。

本当はひと晩くらい一緒に過ごしてからお見送りするのですが、ふーちゃんは亡くなったとはいえ家に猫がいるので連れて帰れません。

もうひと晩入院させてもらって翌朝お迎えに行きました。

病院に入院していて亡くなって退院したのは2016年8月25日に永眠したマカロンくん以来のことです。

裏口からの退院。
なんかつらい(泣)

そしてそのままお葬式の会場へ。

以前にもお世話になったことがある斎場ですが、設備が最新のものが整えられていてだいぶ変わっていました。

小さなふーちゃんですので火葬の時間も30分ほどと短い時間でした。

申し訳ないけど事故死した子は合同葬をお願いしていてお骨も他の子達と同じところに埋葬してもらいます。費用もかかるし、納骨する場所もないので。

でも基本的に少しの時間でもうさぎ部屋やフォスターさん宅、自宅にいた子はおうちの子と同じような形式でお葬式をします。

いま数えたら里親さんと出会えず亡くなった子はふーちゃんで11匹目でした。

そして火葬が終わりほんとに少ししかないお骨の前に。

まだ成長していないふーちゃん。
かろうじて頭の部分がわかる程度ですあとはほんとにわずかなものでした。

お骨を拾うのはふだんはお箸を使うと思うのですが、お箸でつまむだけで崩れてしまう。

もう悲しかったのもありますが、直接手でひとつひとつ大切に拾いあげて骨壷へおさめていきました。

お骨に触れるのはさすがに初めてです。

人間のお骨なら触ることなんてできませんが、幼いふーちゃんですから何の思いもなく直接拾い上げていきました。

家に帰ってきたふーちゃん。
本当はうさぎ部屋の他の子達と一緒に祀ってあげないといけないのですが、今はうさぎ部屋も満員できちんと祀ってあげることもできないので、うさぎ達の数が落ち着いてくるまでは家に置いておこうと思います。

たくさんの子達がいるので決して安全地帯ではありませんが。

前回の記事でもふれましたが、ともかくふーちゃんの病気は致死率が高くて猛烈に感染が拡大する恐ろしい病気です。

今はともかく他の子達にうつらないように対策に必死です。

お兄ちゃん、ジャムくん、チャオくん、イヴちゃんはお部屋も別で接触はしていません。

けやきちゃんは接触はしていませんが、ふーちゃんはけやきちゃんのお部屋で遊んだことがあります。

そして一番心配なのがシャロンくんとくるみちゃん。

ふーちゃんと同じお部屋で直接の接触はしていないと思いますが、ケージの外からちょっかいを出していたし、同じお部屋で遊ばせていましたので。

特に心臓病で抵抗力の弱いシャロンくん。

今はとにかくシャロンくんをはじめとするみんなを守りたいという思いで必死です。

信仰心とかないですけど神様に祈りたいです。
神様の御加護がありますように。

はぁ。
ほんとに。
つらいわ(泣)



※ご支援のお願い。
仔猫のふーちゃんの入院の費用もかさみました。飼育費用や新たな保護どうぶつ達の初期医療費、TNRの費用などかかる経費は高額なのに現在は特定の方からのご支援のみになっています。シャロンくんやジャムくんなど高額な医療費がかかる子たちの費用はほぽ自費です。少しでもご支援いただけましたら助かります。

◆ゆうちょ銀行

記号14120 番号83125151 

トクヒ)ラブアンドピース

◇他の金融機関からの場合・・

【店名】四一八(読み:ヨンイチハチ)

【店番】418 

【普通 口座番号】8312515

【口座名】トクヒ)ラブアンドピース


どうぞよろしくお願いします。


▽▼▽▼▽▼▽▼

たくさんの子達が優しい家族のお迎えを待っています。

里親募集の情報はLOVE & PEACE NOA のホームページでご確認くださいね。

▽▼▽▼▽▼▽▼

LOVE & PEACEの連絡先は noa@love-peace.jp です。
どうぞよろしくお願いします。

日中は仕事のため、その他の時間帯もたくさんの子達のお世話、通院、訪問等でお返事が遅くなることがありますことをご了承ください。

よろしくお願いします。

☆★☆★☆★☆★☆★
 
里親募集サイトにも掲載しました。

 
チワワ・ヨーキーMIXの女の子の黒豆ちゃん、チワワ系mixの女の子ロッティちゃんとダックスの男の子ルークくんは正式に優しい家族のもとで幸せに暮らすことになりました。応援ありがとうございました。
 
 
【 医療支援のお願い 】
保護されて里親募集をしている子達の中には病院に通って治療を受けなければならない子達が多くいます。また新規で保護されてくる子達は病院での検査や治療が必要になります。みなさまからの暖かいご支援をお待ちしています。

 ◆ゆうちょ銀行

記号14120 番号83125151 

トクヒ)ラブアンドピース

◇他の金融機関からの場合・・

【店名】四一八(読み:ヨンイチハチ)

【店番】418 

【普通 口座番号】8312515

【口座名】トクヒ)ラブアンドピース

 
【 大阪府 里親募集中 】
※動物福祉部 内 のいぬ・ねこチームNOAの新しいホームページをご覧下さい。
※動物福祉部 内 のうさぎチーム SAVE THE RABBITSのホームページをご覧下さい。
 

毎月の会計報告は動物福祉部のホームページより更新しております