生後5〜6週の仔猫ちゃんです。
元気に遊んで大きな声で泣いて甘える
まさしく「仔猫」。
本当にかわいい。
複数のボランティアさんから仔猫のお迎えをご希望されている里親希望の方がいらっしゃるとお声をかけていただき、きっと大事にされて幸せになってくれるだろうと安心していたふーちゃんでした。
通常、保護された子たちは病院で検査を受けて駆虫などの処置をしていただいて、一定期間は他の子達とはせ接触をさないようにサークルなどで暮らします。
ただ、そこはやはり仔猫。
遊びたくて仕方ありません。
さらにもうすぐ1歳という若いくるみちゃんもいます。
遊びたい盛りの子どもたち。
なかなか大変です。
ふーちゃんはとても元気にはしゃいで遊んでいるので、健康状態にそれほど不安は感じていませんでした。
ところが唯一不安に思ったのが離乳はしている月齢なのに食が細くて大丈夫かなぁという風に心配をしていました。
時はゴールデンウィークまっただ中。
かかりつけ医も近くの病院もみんなお休みです。
なので、地域の大きな病院に連れて行きました。
小さすぎる子なのでできる検査も限られて細かいところは見ていきませんでした。
歯もしっかり生え揃っているので離乳はしっかり終わっているはずです。
だけど、食べてくれないので、口元に柔らかい缶詰を持っていって、ちょこちょこっと食べさせたり、ミルクと併用しながら食べさせたりしました。
5月3日の体重は350グラムでした。
とにかく食べさせないと命の危機が訪れると心配して再度病院に連れていきました。
体重は310g。
日々体重は増えていかないといけない時期なのに落ちているのはとても危険な状態であると言わざるを得ません。
病院では食べさせてもらったりとか最低限栄養補給などをしてもらえるかなというつもりで連れていきました。
でも、先生の見立てはやはりおかしいということで、できる範囲の検査をしていこうということになりました。
小さな小さなふーちゃんに下された診断。
病名は「猫汎白血球減少症」の疑いが濃いとのことでした。
いわゆるパルボウイルス。
致死率が非常に高く、強烈な感染力のある恐ろしい病気です。
こんな小さなふーちゃんに残酷な診断が下されました。
この病気は本当に恐ろしいもので、過去に何度かこの病気が原因でボランティアさんのとこの猫ちゃんが全滅したという事例もありました。
先生からは家に猫がいる以上、この子を連れて帰ることは絶対にできない!即入院という風に言われました。
しかも一般の犬猫と同じ病棟で治療することもできないので、特別室にて治療を続けることになりました。
費用はバカ高くなりますが、仕方ありません。
ふーちゃんのことも当然、心配ですが、それ以上におうちにいる子達に移ってしまったら大変なことになります。
ふーちゃんはゲージの中で過ごしていたとはいえ、くるみちゃんとシャロンくんはちょっかいを出していましたし心臓病のシャロンくんは免疫力も高くないので、かなり心配です。
ふーちゃんが過ごしていたお部屋はカーペットから何から全部とっかえ、さらに着ていた服や使っていた食器類、おもちゃなど全部捨てました。
さらに漂白剤とかであちこち洗浄。
ほんとに死に物狂いでの作業で猫たちも怖がってしまっていました。
これで完璧かどうかは分かりませんが、とにかく他の子達に移らないようにということだけを切実に願っています。
この動画は遊びたくて騒いでいるふーちゃんとちょっかいを出しているくるみちゃん。今となっては唯一動いているふーちゃんを映した動画です。
くるみちゃんとシャロンくんはこんな風に少なからず接触しているので、特に心配です。
2〜3日が山と言われていましたが5月5日のお昼頃に病院から電話がありました。
状態はどんどん悪くなっていて、弱ってきています。回復の見込みはほぼないことを覚悟してくださいという通告を受けました。
それから2時間後、昏睡状態に陥りました。
すぐさま病院に駆けつけましたが間に合わず死に目にはあうことはできませんでした。
幸いなことに先生がずっとそばについていてくださって、最後の時もそばで見守って下さっていました。
「苦しかったろうけど最期はすーっと眠るように息を引き取りました」
わずか1ヶ月半くらいの短い生涯。
無邪気に遊ぶ姿も見てきました。
病気という苦しかった時間ばかりだったかもしれないけど少しでも楽しい時間を過ごしていてくれたら、そう思ってやみません。
少し前の記事で避妊手術をしたばかりの子がクルマにひかれてお葬式をしたばかりですが、ふーちゃんはその子と同じ地域にいた子です。
今思えば仔猫がふーちゃんしかいなかったのは他の子達はみんなすでに亡くなっていたのか、それとも母猫とどこかで隠れて暮らしているのか。
ただあのエリアはとても危険な地域ということになります。連休明けに保健所と相談しなければ。
とても残念な結果になり、涙も枯れ果てました。
今はとにかく他の子達に移らないこと、そのための対策に必死です。
ふーちゃんのお葬式は明日の朝に執り行います。
本当に悲しいGW。
全然寝てません。
もうメンタルも死亡しました。
ほんとにつらい。
※ご支援のお願い。
仔猫のふーちゃんの入院の費用もかさみ、飼育費用や新たな保護どうぶつ達の初期医療費、TNRの費用などかかる経費は高額なのに現在は特定の方からのご支援のみになっています。シャロンくんやジャムくんなど高額な医療費がかかる子たちの費用はほぽ自費です。少しでもご支援いただけましたら助かります。
◆ゆうちょ銀行
記号14120 番号83125151
トクヒ)ラブアンドピース
◇他の金融機関からの場合・・
【店名】四一八(読み:ヨンイチハチ)
【店番】418
【普通 口座番号】8312515
【口座名】トクヒ)ラブアンドピース
どうぞよろしくお願いします。
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たくさんの子達が優しい家族のお迎えを待っています。
里親募集の情報はLOVE & PEACE NOA のホームページでご確認くださいね。
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LOVE & PEACEの連絡先は noa@love-peace.jp です。
どうぞよろしくお願いします。
日中は仕事のため、その他の時間帯もたくさんの子達のお世話、通院、訪問等でお返事が遅くなることがありますことをご了承ください。
よろしくお願いします。
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里親募集サイトにも掲載しました。
チワワ・ヨーキーMIXの女の子の黒豆ちゃん、チワワ系mixの女の子ロッティちゃんとダックスの男の子ルークくんは正式に優しい家族のもとで幸せに暮らすことになりました。応援ありがとうございました。
【 医療支援のお願い 】
保護されて里親募集をしている子達の中には病院に通って治療を受けなければならない子達が多くいます。また新規で保護されてくる子達は病院での検査や治療が必要になります。みなさまからの暖かいご支援をお待ちしています。
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