9月から預かり親さんのおうちで健康を取り戻すために通院してお薬を続けていたラピスちゃん。
一番の問題は皮膚病。
身体中がガサガサの状態でした。
ほかにも色々ありましたが、通院してお薬を頑張って飲んでくれ問題のない状態にまで回復しました。
まだ皮膚の状態は完全ではありませんが、当初に比べればものすごく改善してきています。
ラピスちゃんは明け方の高速道路の下に捨てられていました。
とっても怖かったと思います。
そんなつらい思いをしてきたのにほんとに良い子で見た目ももちろんですが、性格がほんとに良くって何でこんな良い子が捨てられないといけないのかと考え込んでしまいました。
こんな良い子のラピスちゃんですが、お迎えのお声はまったくありませんでした。
当初、1ヶ月くらい預かっていただく予定で、それまでにはお迎えのご希望もあるだろうし、他に大変な子たちが続いていた時期でしたので、少し年齢が高くて皮膚の状態が悪いけど、他の子に比べたら問題なんてあってないようなものという感じで考えていました。
ところが予想に反してまったくお声がかからない。
1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ。
最初の約束の期限は過ぎてるし、ウチには手のかかるルカちゃんがいるので連れてこれないしで頭を抱えてしまいましたが、預かり親さんから「里親が決まるまで大事に預かるので焦らず良い里親さんを探してあげてください」という暖かい言葉をいただきとても救われた思いになりました。
預かり親さんはパパとママと幼いお子さんという家族構成。
病院には定期的に通わなくてはいけませんが、家族旅行にもラピスちゃんを一緒に連れて行って下さって本当に大切にお世話をしていただきました。
一番新しいお写真です。
もしかしたらラピスちゃんの方が年上かもしれませんが仲良しの息子さんと。
本当にどこにでもいるおうちの子と同じように愛してもらっているラピスちゃんです。
そして昨日届いた預かりパパさんからのメールには驚くことが記されていました。
ラピスちゃんをわが子として迎えたいと。
ほんとにびっくりしました。
おうちの環境もご家族の思いも何の問題もないご家庭ですのでお迎えいただくことに支障はありません。
書類等の手続きなどはこれからですが、正式なお迎えに向けて手続きを進めていきたいと思います。
ラピスちゃんが一番馴染んでいるおうち、そして家族。
ラピスちゃんにとって一番よい形で家族になっていただけます。
これまでのことも含め、ご家族には本当に感謝しかあひません。
またラピスちゃんに会いに行ってこようと思っています。
ラピスちゃんを末長く大事に幸せにしてあげてくださいね。
ラピスちゃんのことを心配し、気にかけてくださったみなさまに嬉しいお知らせでした。
Sakagami