図書館で本借りて読みましたので、記録を残します。
この本は、学校の先生をしていた人がかいた本です。
誠実に川柳が記録されていて、著者の感情や感想が強く表現されていませんでした。それが却って当時の生活を生き生きと想像させてくれました
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書名 江戸の寺子屋と子供たち
著者 渡邉信一郎
出版 三樹書房
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江戸時代の川柳を通して、子供たちの成長の様子を知る本でした。
こんな風に出産してたのか~とか、寺子屋システムって私塾みたいな感じなんだな~とか、その時代の社会の様子がわかって面白いです。子育てしている親の愛も感じましたまた、子供たちの様子も、いたずらして怒られたり、サボったり、生き生きと想像出来ました。師匠にあたる人たちの人生とかも垣間見られました。
人の営みは、今も昔も変わらないのかなと思ったりしました。
筆者がまえがきに、
川柳に残した句は、現代人がカメラの一コマに収めるのと同じである
そこには愛がある
というようなことを言っていました。
いいこと言うなぁ
以上です