深夜に独りボヤク… | Tへ

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ブラックタイガーに濯ぐ .◦☆* 。*◦*~♪

本人は解っているのかな。

それとも全く気付いていないのかな。

おかしな面が多々あって

受け入れられない自分に

日々、翻弄するばかり。

壊れた車を買い替えて

こすって修理も今回で2度目。

今日も帰宅後に語れない出来事。

私は介護者でもヘルパーでもなく

彼の粗相に苛立つばかりで悲しくなる。

ちゃんとして欲しいと告げたところで

彼はやはり病気のせいで少し

というよりも

かなり

壊れてきている様子。

それを責めてしまう自分が嫌になる。

平穏とか平和とか、当たり前の幸せな家庭

そんな事はもう望んではいないけれど

些細な事で心が掻き乱されてしまう自分の弱さに

落ち込む日々。

だから、そんな時はすっぽりと布団にもぐって

何事も無かったかの様に

ミノムシになっている。

一緒にいても心配で

放置すれば悲しくて

病魔への怒りが湧くばかり。

Tは元気です。

一時期は元気になって食べ過ぎて

かなり太ったけれど

今は充分に睡眠をとって

食事も一日きっちり3食まではいかないけれど

自炊生活で、お腹もへこんで

体調も良くなってきたみたい。

お酒も結構飲んでいるのに

肝臓の数値が下がる不思議。

もしかしたら私より

彼の方が長く生きてくれそう。

むしろ生きて欲しい。

Tとの生活は不幸ではなく

幸せなのに

いつもいつも不安や心配が隣り合わせで

心が折れまくっています。

勿論、人はそれぞれ違うけれど

彼のような人に出逢ったのは初めてだから。

悪く言えば私の手には負えません(笑)

Tの存在、オーラなのか個性なのか

強烈過ぎて時々

ビクビクしている。

自分自身の心が持って行かれてしまいそう。

彼を知らない人から見たら

ヨレヨレの高齢の男性かもしれない。

でも私は彼の強さや優しさ

そして独特な人間性や深い存在感を

知っている。

離れて逃げ出して独りになった方が

楽かもしれないと時折思うけれど

私は、そんな彼であっても頼っているし

離れたくはない。

人は見た目ではわからないけれど

Tは賢い人だから。

二人で暮らすには広すぎる家。

掃除が行き届かなくて

キッチンの扉を必死で磨いただけでもう

今日はおしまい。

もっと綺麗にしたいのに

家の中が汚れていく日々に

掃除が追い付かなくて嘆くばかり。

キチンと出来ない自分が悲しくなる。

せめて明日は、また少しずつでも

ピカピカに磨いていかれたら

なんて夢見ています。

出来るかな…。