宙ぶらりんな人生のまま | Tへ

Tへ

ブラックタイガーに濯ぐ .◦☆* 。*◦*~♪

長い間

ブログが書けずにいました。

それは私自身の心の痛みと病のせい。

他者に語ってもきっと理解できない心の闇を

上手く語ることが出来ないもどかしさ。

心の疲労は精神さえ蝕まれるていく。

多くの出来事があり語りつくせない重み。

私は参っているのかな。

気付いたら体重は9キロ減少。

ある日、お勝手口の扉が開いて突然の罵声。

それはTを呼ぶ彼の父の声。

Tの母が倒れて救急搬送に。

後から搬送先の病院へ行くと肺塞栓との診断。

しかも元々腰を痛めて歩けず

退院後も車椅子の生活に。

その後は家の事をTの父が代行して彼の母を

介護してくれていたものの彼の父も

腰をやられて手術する事に。

強い彼の父だから予定日よりも

早くに退院出来たものの

その後に癌が発覚して

彼の父だけでなく彼の母にも癌が。

側にいて何も出来ない自分です。

それに私は身内でもなく

何処の馬の骨かもわからないような

居候の存在。

こういう事が起こると哀しくなる。

遠くに住む私の母も認知症で

電話をかけてきて切った2時間後に

再び「久しぶり~」と

訳の分からない状態なのに。

彼の父が再び手術する事に。

車椅子生活の彼の母も一緒に入院となって

退院後はTの母だけ

ヘルパーさんを頼む日々に。

私に出来る事と言ったら

ただ単に食事を作って差し入れる程度で

役立たずな自分です。

こんな状況に立った時

わたしは考えさせられる。

Tだけでなく彼の身内にとって

私のポジションって何なんだろう。

年が明けて年始の挨拶にTと二人で訪れた。

彼の姪っ子や甥っ子は明るく面白いのに

独りポツンといる彼の息子が

妙に寂しげに見えて

遠目に気にかけながら

少し話したけれど

何となく心を閉ざした様子に

私は泣きそうになる。

「尾崎豊って知ってる?」

私はTの息子に問いかけたら

彼は首を横に振ったけれど

「雰囲気が似てる」

私は少し寂しそうに彼にそう言っていた。

たとえある程度、大人になっても

多感な年代だから

深入りして話そうとする自分を

押さえなくてはいけないけれど

彼の息子の様子を目にして

切なくて、やりきれない思いを感じた。

あたり前の幸せって一体何処にあるのだろう。

普通に人生を歩めていない私には

本当の幸せなんて解らない。

たとえ離婚していても子供がいたら

幸せなのではと思ったけれど

実際はそれが重荷なのかもしれないし

ただ独り者で寂しいと言いながらも

誰にも束縛される事なく過ごしている人の方が

実は幸せなのかなとも感じたりする。

私はバツイチだけれど付き合って別れたりとは

籍を入れているかいないかというだけで

付き合うたびに籍を入れていたら

戸籍がバツだらけになってしまう。

もっともっと若い頃に気付いていたら良かった事を

今更、気付いたところで

もう遅い現状。

未来に夢を託す事無く

ただ今を日々無難に過ごせたらそれで

Everything is going to be OK.

Tの病はガンだけでなく肺塞栓に

心臓肥大、脳梗塞にetc…

いつも不安な思いを傍らに過ごす日々が辛い。

本人は動画の中では明るく振舞っているけれど

現状は深刻な事が多々あって

真正面から向き合えない弱虫な自分。

せめて動画の中だけは

夢の世界を演じていたいと思っています↓