中央区役所本庁舎の整備については、老朽化や狭隘化の観点から、平成30年度から、検討委員会が重ねられてきましたが、
今回の企画総務委員会で、等
〇都心環状線新京橋連結路の整備計画
〇人口増加に伴う行政需要(日本橋中学校の建替え等)
〇建築費の高騰
〇電子申請の拡大等、庁舎機能の変化
〇中央会館の活用について再検討が必要
等を考慮し、当面の間、再開発協議会の活動を休止することが報告されました。
これまでの経過です。
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中央区議会議員(無所属)青木かのです。
中央区の現本庁舎は有楽町線新富町駅から徒歩ゼロ分。中央区の中心で抜群のロケーションです。
しかし、今年で築48年になり、昨年度から基本コンセプトの策定に入っていますが、今日の企画総務委員会で、その予備調査のまとめが出されました。
区民の皆さんにとっては、まず”どこに”できるかが興味があるところだと思いますが、建設候補地の選定において、最初の一次選定から京橋地域に絞られていることに疑問を抱きました。
確かに現在は、日本橋地域からも月島地域からも便利な新富町(京橋地域)にありますが、これからは、マイナンバーやICT、AI等の活用により各地域の特別出張所や近くのコンビニ、あるいは自宅のPCで用が足せるようになります。
それでは、どうしても代替することができない本庁舎の役割とは?それが災害対策拠点としての役割だと思います。
災害時に自家発電で少なくとも1週間、(BCP)業務を継続するためには十分な燃料の備蓄が必用です。陸上では消防法により規定の量以上の燃料を備蓄しておくことができません。
そこで、燃料の水上備蓄、地上道路が寸断されたときにも救急物資や人を運ぶことができる舟運の利便性を考えたとき、月島地域も選択肢の一つとして是非、入れるべきだと思うのですが、いかがでしょうか?
さらに、区役所新庁舎の竣工は平成39年を予定していますが、中央区人口ビジョンによると、中央区の人口は平成36年に約20万人に達し、その2分の1は月島地域に集中すると予想されています。
2019年2月
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築地市場跡地の再開発問題や、晴海選手村跡地の再整備が注目を集める中、もう一つ、中央区にとって大変重要な再整備計画が進んでいます。
区役所本庁舎の再整備です。前回第4回の検討委員会資料では、「以上から、京華スクエアを最優先候補地とする。」という文言がありました。
しかし、委員の中から‟さらなる検討が必要”‟具体的な比較・シミュレーションが必要ではないか”という意見があり、本日第5回検討委員会で、改めて4種類の整備パターンが示されました。
①と②は本庁舎は現敷地での整備
③と④が八丁堀の京華スクエア敷地への移転
となります。
〇現本庁舎の住所は築地1-1-1という象徴性
〇新富町駅から徒歩0分という立地の良さ
〇区内どこからでも便利
さらには、現在、首都高速道路(三吉橋~新尾張橋)上部空間の活用調査が進んでおり、高速道の上に蓋をすることで現本庁舎と中央会館が面的につながります。
現地での再整備案もかなり有力になってきたように思います。
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予算特別委員会報告③
中央区役所の本庁舎は、有楽町線新富町駅徒歩1分という抜群のロケーションにあります。
しかし、築50年を超えて、老朽化の問題が…
そこで、平成30年6月から平成31年まで、5回の「中央区本庁舎整備検討委員会」が開催されたところで、現在保留となっています。
予備調査のまとめ
これまでの検討会(1回~5回)資料はコチラ
その後、オリンピック・パラリンピック開催準備や、昨年からはコロナ対策の問題等、優先順位が高い問題が続いており、本庁舎整備については保留されています。
この中断は、結果的に良かったと思っています。デジタル化、DX等が急速に進み、行政のあるべき姿、区民サービスの方法等も、コロナ後、大きく変わることは想像に難くありません。
コロナが終息したあと、新たな視点で、本庁舎整備検討委員会を再開してほしいと思います。