中央区議会議員(無所属)青木かのです。

 

中央区の現本庁舎は有楽町線新富町駅から徒歩ゼロ分。中央区の中心で抜群のロケーションです。

 

しかし、今年で築48年になり、昨年度から基本コンセプトの策定に入っていますが、今日の企画総務委員会で、その予備調査のまとめが出されました。

区民の皆さんにとっては、まず”どこに”できるかが興味があるところだと思いますが、建設候補地の選定において、最初の一次選定から京橋地域に絞られていることに疑問を抱きました。

 

確かに現在は、日本橋地域からも月島地域からも便利な新富町(京橋地域)にありますが、これからは、マイナンバーやICT、AI等の活用により各地域の特別出張所や近くのコンビニ、あるいは自宅のPCで用が足せるようになります。

 

それでは、どうしても代替することができない本庁舎の役割とは?それが災害対策拠点としての役割だと思います。

災害時に自家発電で少なくとも1週間、(BCP)業務を継続するためには十分な燃料の備蓄が必用です。陸上では消防法により規定の量以上の燃料を備蓄しておくことができません。

そこで、燃料の水上備蓄、地上道路が寸断されたときにも救急物資や人を運ぶことができる舟運の利便性を考えたとき、月島地域も選択肢の一つとして是非、入れるべきだと思うのですが、いかがでしょうか?

さらに、区役所新庁舎の竣工は平成39年を予定していますが、中央区人口ビジョンによると、中央区の人口は平成36年に約20万人に達し、その2分の1は月島地域に集中すると予想されています

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