大学院で新学期がスタートして1週間ほど経ちました。今年度は「諸事情」で僕が所属するゼミに6人も生徒が来ました。先生のことは尊敬してるけど、ちょっと「あれ」(笑)だし、僕が先輩としてしっかりせねば!!と意気込んでる今日この頃です。
新学期がスタートした!というものの、学校での授業は殆どありません。先生の授業と、木曜日に通訳の授業があるくらいです。そのため、前の記事に書いたように、水曜日は外に違う先生の授業を受けに行きます。それと、週に1回、中国人の“同学”である王さんに日本語を教えることになりました。
その方は中国からの留学生で、現在までに日本語を専門に学んだことがありません。去年の夏ごろに日本に来たものの、進歩が感じられず苦しんでいるそうです。その苦しみは僕もすごいわかります。
僕が留学してた頃は20代前半(って今もですが^^;)で、寮暮らし、語学を練習する環境に恵まれたと言えるでしょう(かなりの努力もしましたが・・・)
でも、王さんはもう(確か)30歳で、しかも王さんも周りも忙しいのでうまく会話の練習ができません。そんな話を聞いて、「じゃあ一緒に会話の練習しようよ!!」と僕が話を持ち出し、一緒に勉強することとなりました。“外国語が上達しない(上達が感じられない)”という苦しみは痛いほどわかります。時間がありあまってる大学生と違って、借金までして日本に来ている留学生の方で、日本語が上達せずに本国に帰るなんてあまりにも惜しすぎます。
王さんと話する時は中国語だし、王さんに日本語を教えることでお互いの言語能力がアップするという一石二鳥!!いいですねー^^ 今日2時間ほど「授業」(一時間半ほど日本語を教えて、あとは雑談)しましたが、なかなか良い感じです(←自画自賛)
来年からは恐らく中国本土に突撃(*実際に突撃するわけではありません)することになると思うので、しっかりと自分の中国語を磨いておきたいですねー。
あと、最近では日本語に関する本ばかり読んでます。来月はTOEICもあるので、そろそろ英語の勉強もまた始めなくてはいけませんね^^; いやはや、いろいろと両立するのは難しい・・・。
最近は、日本人中国人台湾人かかわらず、人と話してばかりなので自分の勉強してない気がします^^;
あとは先生のパシリ(笑)とか・・・。先週は、「ワードのツールバーが消えた!!」とかで先生の家に突然に招待されました(笑)
最近、思ったんです。
大学院に入ってからは、というよりここ数年は勉強に研究に突っ走ってきました。
でも、これからの時間、大学院で残った時間は、なるべく自分の中国語や言語能力を使って誰かの為に時間を費やそう、と。
こう考えるようになったのも、自分の中で少し余裕が出てきたからかもしれません。ただ怠けたいからじゃありませんよ(笑)
後輩もできて、日本語の生徒(無論お金はもらってませんよ!!笑)もできて、この一年間また楽しめそうです。
ただし!!「かんのに訊けばいいや」と、僕に甘えてくるような人間には容赦はしないので、そのつもりで(笑)
おまけ
最近読んだ本・・・
日中韓常用色名小事典/日本色彩研究所

¥2,940
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いろんな色の日中韓の対訳が載っている辞典。そんなに細かく知る必要はありませんが、“深+颜色”で「深い色」みたいに、大まかに、かつ体系に的に理解しておけば柔軟に対応できると思います。
この本を読んでいた時に、「何の役に立つの?」と訊かれましたが、僕からすれば「じゃあ何が役に立つの?」といった感じです。語学に必要の無いものはないということをむかし教わりました。その考えは今でも自分の中で生き続けています。
これからも頑張りますよ。
「失敗を恐れるな、真剣にやらないことを恐れろ」とは松下幸之助の教えです。
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