その頃、何十年も行われてきたDAV-フェロンに効き目がないのではないか、と考えられていました。
そこで、インターフェロンβの10連注が、関東の病院を中心に主流となっていました。
私も、B先生に「インターフェロンβ」での治療はどうでしょうか・・と聞いてみました。
すると真剣に、「患者を実験台にすることはできない」と言われ、従来のDAV-フェロンをすすめられました。
セカンド・オピニオンも考えてはいたのですが、B先生の「真剣さ」にうたれました。
だが、D-ダカルバジン の副作用は、やはり強烈です。
ダカルバジン・ニドラン・オンコビンの点滴に、インターフェロンβ を患部に注射していきます。
いろんな人のブログなどを参考にさせてもらって、なんとか6クールおこなうことができました。
私の副作用対策です。
・ダカルバジンは、温めると痛みがやわらぐ。ホットパックを看護師さんに用意してもらって
それを持参の毛布で包みました。
・吐き気は、食べれるものを用意しました。
レモンゼリーや冷たい麺類。ご飯類は、無理でしたネ。
・便秘対策
入院前から、繊維質の物をたくさん食べておくといいですネ
副作用対策をとっても、血球の変化はどうしようもありません。
私も、白血球、血小板が下がりました。おくれて、赤血球も下がりました。
DAV-フェロン終了後、1年たった現在でも、肝臓の数値は、完全には基準値にはもどっていません。
血球が戻るのを待って、次のクールに入りますが、その間隔も次第に延びていきました。
約1年かけて、6クールが終わりました。
ヤレヤレ・・・。