原発処理水「大阪湾で受け入れ」大阪・松井市長/おおっ、凄いね、この暴言。 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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維新の松井がトンデモ発言をした。

自ら納めた税金を貧乏人なんかに回すなと叫んで維新を支持している大阪市民は、こんな発言でも許すのか。

要注目だね。

科学的に言うと放射能は無害になるのに、核種によって違うけど例えば処理不可能なトリチウムの半減期は12.3年で、リスクが無視できるレベルに低減するまでに120年以上かかる。
「処理水は海の環境や人体に影響ない、ただの水」だって。よくこう言うことを平然と言えるよなぁ。

ここにも維新が単なる安倍政治の補完物でしか無いことが表れている。

少しは放射能が生き物に与える影響について科学的に学べよな。

トリチウムの危険性を知っている小柴昌俊氏(ノーベル物理学者)と長谷川晃氏(マックスウエル賞受賞者)は、連名で 2003年3月10日付で「良識ある専門知識を持つ物理学者として、トリチウムを燃料とする核融合は極めて危険で、中止してほしい」と当時の総理大臣小泉純一郎宛てに『嘆願書』を出している。
その嘆願書の内容は、トリチウムを燃料とする核融合炉は安全性と環境汚染性から見て極めて危険なものであり、トリチウムはわずか1mgで致死量になり約2Kgで200万人の殺傷能力があるんだって。

 

© 産経新聞社 原発処理水「大阪湾で受け入れ」大阪・松井市長

 

 

 「東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水浄化後の処理水の放出をめぐり、大阪市の松井一郎市長は17日、科学的に安全性が証明されれば「大阪湾での放出を受け入れる」との考えを示した。市役所で記者団に語った。

 

 処理水は、福島第1原発の敷地内にタンクに入れた状態で保管されているが、3年後には設置スペースがなくなるとされ、原田義昭前環境相が今月10日、「思い切って(海洋に)放出して希釈する他に選択肢はない」と述べていた。

 

 原田氏の後任である小泉進次郎環境相は、処理水問題について「(環境省の)所管外」だとしているが、松井氏は「難しい問題を正面から受け止めていない。残念だ」と批判し、「国民に理解を求めるよう対応を進めてほしい」と求めた。

 さらに「処理水は海の環境や人体に影響ない、ただの水」との見解も示し、「海洋放出を進めてほしい」と話した。」

                                           「MSNニュース」より

 

東京新聞の半田滋編集委員は次のように言っている。

 

「大阪・松井市長の「汚染水引き取る」発言は、そうならないことがわかった上で言ってる。橋下元大阪府知事の「普天間基地を大阪で引き取る」発言と同じ次元だ。世間の耳目を引き、いっとき主役になれるけど、無責任の極み。卑劣な手を使う政治屋たちだと思う。」

 

9月15日付けのこのブログで、放射能汚染水の海洋放出について触れたばかりだけど、再掲しておこう。

 

本音全開/環境相発言に漁業関係者が反発