台風15号の被害が酷い/台風を尻目に内閣改造劇に熱中のアベシンゾウを許せない! | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

「首都圏から高速道路を使えば1時間余りの千葉県鋸南町。この地に魅了され2年前から頻繁に訪れているが、甚大な被害がブルーシートの多さからうかがえる。
被害が拡大しているにも関わらず、内閣改造を優先し憲法改正を勇しく語った安倍首相。20年前、東海村の臨界事故が起きたとき、小渕首相は組閣を延期した。
千葉県内では依然、2万4000軒で断水、約14万4000軒で停電が続いている。安倍さんと小渕さんの対応の差は、そのまま日本社会の劣化を意味しているように感じる。」

「千葉・13万3000軒で停電続く 15日夜遅くから雨が心配!
首相動静【9月15日(日)】
午前10時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。
午前中は来客なく、私邸で過ごす。
午後1時41分、私邸発。
午後2時29分、東京都武蔵野市の成蹊大着。同大アーチェリークラブ創立60周年記念式典に出席し、あいさつ。
午後4時8分、同所発。
午後4時45分、私邸着。
午後10時現在、私邸。来客なし。

★災害対策基本法・第24条に基づく、内閣府に設置されるべき「非常災害対策本部」は、いつ設置されるのかな~?
★千葉県が大変だって、もしかしたら誰も伝えてくれないから知らなかったりして?
★アーチェリー部の式典が大事なんだね? 」                     以上FBから

 

 

 

 

台風15号が直撃した千葉県や伊豆諸島の被害が酷い。

そして安倍内閣の対応がその被害をあざ笑うかのようにまたまた酷い。

この台風がもう少し西側に寄り、伊豆半島を直撃していたら我が家などもどうなっていたのかと戦慄する。

地球温暖化の影響などから、台風が日本列島の近くで発生し、急速に巨大化して短時間で列島をおそうケースが増えているという。

多少の水と食料の備蓄はしていても、停電が長引けば冷凍庫や冷蔵庫の中身はみんな腐ってしまうなぁと改めて痛感した。スマホだって充電できない。

一畳程度の太陽光発電装置を設置して、いざという時の備えにしている人を知っているが、我が家も何らかの自家発電装置の設置を考えなくちゃいけないのかなどと思案する。

いずれにしろ今の行政はほとんど当てに出来ない。

自助・共助・公助の順番で公が一番頼りにならないから困ったものだ。

 

関連記事を備忘録的に掲載。

 

東電の復旧工事の遅れの原因について「赤旗」は次のように報じた。

 

停電 遅れる復旧なぜ 台風15号

「想定甘かった」と東電 人員・設備投資減が影響か

2019年9月14日【1面】

 「

台風15号による大規模な停電の復旧が、東京電力の当初の発表から大幅に遅れています。同社は会見で見通しの甘さを認めました。同社は人員や送配電設備への投資額を減らしてきており、関係者は「被害拡大と復旧の遅れの遠因となっているのでは」と指摘します。(原千拓、安川崇)

 

 千葉県南房総市の吉岡正子さん(73)宅では13日も停電が続きました。「1日ごとに先延ばしにされている感じがして、そのたびに『えーっ』と声を上げたくなる。きちんとした見通しがあれば」と訴えます。

 

 台風上陸翌日の10日午後、東電は「今夜中に(停電が)約12万軒まで縮小する見込み」だと発表。残りについても「明日中の復旧を目指す」としていました。

 

 しかし、上陸から5日目の13日午後6時時点でも、18万5000軒が残っています。東電は同日夜の会見で、同日から2週間以内に「おおむね復旧する」との認識を示しました。

 

 東電は遅れの原因について▽雷雨による作業中断▽夜間作業の効率低下▽倒木などが作業の支障となるケースが多く判明した―などと説明。12日の会見では当初の見通しについて「被害実態を把握できていない段階で出した。想定が甘かったと反省している」と述べました。

 

 被害が大きかった理由として、台風の風が設計の想定を超えていた可能性はあります。経産省の省令は、電柱などについて風速40メートルに耐える強度を求めています。今回、千葉市では最大瞬間風速57・5メートルを観測しました。

 

 一方、東電OBの鈴木章治さんは「コストカットの中で、設備の十分な保守・点検ができていたかどうかは検証する必要がある」と話します。

 

 東電は電力自由化で大口需要家市場に他社の参入が始まった2000年代から経営合理化に大きくかじを切り、11年の原発事故で賠償・廃炉に巨額の出費が見込まれたことがさらに拍車をかけました。

 

 事故後の新卒採用の抑制で数千人の人員を削減したほか、14年には50歳以上の社員1000人以上が希望退職に応じたといいます。

 1991年に9千億円あった送配電設備への投資額が、昨年は3千億円でした。

 コスト削減の一環で設備交換の見直しも進めています。電柱を取り替える基準を改め、年間の交換本数を40%、費用100億円を圧縮(14年)したことも自社ホームページで紹介しています。

 

 東電は取材に対し、「電柱などの設備は点検結果に基づいて適切に毎年更新している。投資の抑制で電柱が老朽化したということはない」と説明します。

 鈴木さんは「人減らしでベテランが職場を去り、技術継承に不安を残した。メンテナンスを先延ばしにする姿勢も続いている」と指摘します。」        

 

東電だけでは無いけど、利益第一という醜い資本主義の悪弊が至る所に出てるなぁ。

 

 

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