千葉の停電復旧などに予備費13.2億円/国民の苦境なんか微塵も感じてないな。 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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千葉の停電復旧などに予備費13.2億円  首相が方針

 安倍晋三首相は17日午前の閣僚懇談会で、千葉県内を中心に大規模な停電をもたらした台風15号による被災者支援強化に、今年度予算の予備費13・2億円をあてる考えを表明した。一刻も早い停電の全面復旧に全力を挙げることや、早期の断水解消に努めることなどを指示した。

 菅義偉官房長官は閣議後の記者会見で、台風被害をめぐる政府対応の遅れが指摘されていることについて「(遅れたとは)まったく考えていない。災害が発生してからすぐ自衛隊は出動させている」と説明した。

今回の台風15号をめぐっては、政府は首相や閣僚らが出席する非常災害対策本部会議を開催していない。政府関係者は「多数の死者や大規模な家屋損壊などが想定される際に開かれるもので、今回は該当しなかった」としている。

(朝日新聞デジタル 2019年09月17日 14時)

 

 

 

 

 

 

この男、外国には国民から吸い上げた巨額な税金をばらまき続けているくせに、千葉には13.2億円だって!!

 

 

マスコミが天まで持ち上げている小泉の坊やなんか言っていることがまったく意味不明。

福島で汚染土問題について記者に質問されての答えが以下。

こんなのが次期首相候補№1だと言うんだから救いようがない。

30年後の自分が何歳かなんて小学1,2年生でも計算できるんじゃないの。

 

 

 

フリーランスのジャーナリスト適菜収のツイートから。

 

 

 

 

 

「東京新聞」本音のコラムより

 

消費税引き上げを直前にして、大災害発生を認めると引き上げ延期に追い込まれかねないと無視を決め込んだのか。

3.11の時、菅内閣が東北地方に10万人の自衛隊員派遣を決めたとき、「そんなことをやって日本が侵略されたらどうするのだ」と噛みついたのが野党側にいたアベシンゾウだった。

この男の頭の中に国民の苦境なんか微塵も無い。

 

もう一つ酷いのが千葉県の対応。

「砂の器」の刑事役だった森田健作は「知事の器」じゃない。

 

千葉停電 県、被災市町村に職員派遣せず 知事「大きな反省材料」

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000080-mai-soci

 

当日こんな事に参加していたようだ。↓

 

「記録:台風15号直撃以降の森田健作千葉県知事の動向

9/8(日)第51回日米中西部会合同会議(日米合同常任委員会、歓迎レセプション) 

9/9(月)同上(開会式、基調講演、パネルディスカッション) 

9/10(火)自衛隊派遣要請、災害対策本部設置、同上(パネルディスカッション、閉会式)」

 

こんな体たらくで国民無視の政権が何でこんなに長続きしているのか。

水島朝穂早大教授「平和憲法のメッセージ」で次のように推敲している。

 

安倍政権が史上最長となる「秘訣」――飴と鞭(アベと無知)

 

「停電復旧が遅れたのは、倒木が多くて前に進めないからだという。メディアはその事実を垂れ流すだけ。猛烈な風が拭けば倒木が大量に生ずることは想定の範囲内ではなかったか。関係閣僚会議を開き、各省庁横断的に、ヘリや重機、倒木対応の特別部隊を編成して、それと東電の復旧チームが連携する。その調整や応援の手配などは、国の関与なしにはありえない。いつも「私が指示しました」という安倍首相が、こういう時にはなぜか沈黙する。

 初動の最も大切な時に、下村博文・憲法改正推進本部長(現・選対委員長)の次男の結婚披露宴に3時間近く出席して、「別の件で忙しい」と、内閣改造のことをにおわせて会場の笑いをとっていたという(『日刊ゲンダイ』9月14日付)。初動対応が求められる局面にもかかわらず、会議を招集しようともせず早めに自宅に帰っている(9日午前に気象庁長官と16分間だけ会った)。緊張感のない、日常的な日程のこなし方(首相動静欄で8日から12日までチェックを)。これは無能ではなく、事態の重大性を理解できない厚顔無知ではないか

 

安倍政権では、災害のたびに、同じことが繰り返されている。くどいようだが、記憶を呼び起こしていただきたい。「平成26年豪雪」(2014年2月)の時は高級料亭で天ぷら、広島の豪雨災害の時はゴルフを中断せず(同8月)、熊本大地震(2016年4月)の時は、酒を飲んだ後の赤ら顔でぶら下がり記者会見、大阪府北部地震(2018年6月)の際は赤坂の料亭で高級しゃぶしゃぶ、西日本豪雨(同7月)の時はご存じ「赤坂自民亭」、台風21号(同9月)の時は、総裁選のための新潟訪問。北海道胆振東部地震(同9月)の時も「やってる感」を懸命に演出していた(直言「大災害と「大災相」」参照)。この首相は大規模災害における対応がまったくなっていない。この点、トランプも似た者同士で、9月1日の大型ハリケーン「ドリアン」の対応を理由に、ポーランドでの第二次世界大戦開戦80周年式典を欠席ゴルフを楽しんでいるのをCNNがスクープした。」 

 

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「安倍政権はなぜ7年近く存続しているのか。その「秘訣」は、古典的な統治手法、「飴と鞭」にある。ドイツ第二帝政期、プロイセンの鉄血宰相のオットー・フォン・ビスマルクは、「飴と鞭」(Zuckerbrot und Peitsche)政策を展開した。ビスマルクは勃興してきた労働運動に対して「社会主義者鎮圧法」(Sozialistengesetz)で徹底弾圧するとともに(まさに同時に)、社会保険や失業保険などの一連の社会政策によって労働者を惹きつけ、懐柔しようとした。これが「飴と鞭」政策と呼ばれた所以である。」

 

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「何でこんな政権が長く続くのか。なぜ支持率が高くなるのか。その秘密は、官僚や政治家、メディアや研究者に対する「飴」と「鞭」の政策だけではない。国民のあきらめと無関心を巧みに操縦するこの政権のメディア・ネット対策が功奏しているからである。その意味では、「無知の無知の突破力」をもつ安倍晋三(アベ)という首相をもったこの国の国民の傲慢無知(政治なんか知らない、関心ない)という、まさに「アベと無知」が原因といえるのではないか。それを克服するために必要なことは、何よりも、この政権の本質をしっかり見抜くこと。スマホのニュースで流すのでなく、紙の新聞をじっくり読むこともその一つだろう(直言「「新聞を読むな」という政権」。少なくとも大停電を体験した千葉県民は今回のことで、安倍政治の本質に気づいた方が多いのではないか。」

 

全文は下記から。

 

安倍政権が史上最長となる「秘訣」――飴と鞭(アベと無知)