アメリカ定番の調味料「シラチャーソース」とは? | 環境スペースと海外留学

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世界には知っているようで意外と知らない文化や習慣があり、海外留学ではそんな新発見を楽しめることも多いですよね。
アメリカの食文化は比較的日本に伝わっているものの、まだまだ知らないものもありそうです。
今回はアメリカで人気が高い、定番の調味料「シラチャーソース」について環境スペースが解説しましょう。
 

■アメリカで人気のソースって?

アメリカで、日本のしょう油と同じような立ち位置にあるのが「シラチャーソース」です。
日本ではあまり流通していないので、聞いたことがないという人も多いかもしれません。
しかし、アメリカではド定番の調味料として親しまれています。
スリラッチャと呼ばれることもある「シラチャー(Si Racha)」とは、タイにある地域の名前です。
シラチャーソースはアジアを感じさせるパッケージが特徴ですが、タイの調味料というわけではなく、アメリカで誕生したものだそうです。
ソースの主成分は、唐辛子・砂糖・酢・ニンニク・塩で、辛味と酸味がありつつもコクのあるホットチリソースのような味わいが特徴です。


シラチャーソース

■シラチャーソースは何にかけるの?

シラチャーソースはアジア系の料理にはもちろん、ピザやナゲット、ホットドッグなどにかけたりします。
どの家庭にも必ずと言っていいほど常備されているようですよ。
レストランにも置かれているので、各自で好みの辛さに調整しながら食べます。
まさに、日本のしょう油のような存在ですね。
そして意外なのが、日本料理に合わせる人が多く、巻き寿司の味付けやラーメンの仕上げにたっぷりとかけます。
アメリカで寿司といえば巻き寿司を指します。
カリフォルニアロールやスパイシーツナロール、フィラデルフィアロールなど様々な巻き寿司があり、シラチャーソースをかけるレシピも多いですよ。
現地の具材を使うなら、しょう油よりも合うかもしれませんね。
シラチャーソースは辛味が特徴の調味料ですが、タバスコのような尖った辛さというよりは、料理になじむマイルドな辛さが楽しめるため使いやすいのでしょう。


今回はアメリカで定番の調味料、シラチャーソースをご紹介しました。
辛味と酸味の絶妙なバランスが独特な味わいのシラチャーソースはどんな料理とも相性バツグンです。
中国料理やメキシコ料理など、食文化が幅広いアメリカならではの調味料といえるでしょう。
シラチャースース味のお菓子やインスタント食品などもありますよ。
日本料理とも合うので、アメリカ留学の際はぜひチャレンジしてみてくださいね。