広島の建築設計事務所のダイアリー -70ページ目

新しい家造り10

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かんくう建築デザイン http://www15.ocn.ne.jp/~kankuu/index.html

「お客様が心から喜んでくれる家を創りたい」と願う広島の建築設計事務所です

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10.無理せずコストダウン



では新たに提案している家造りの仕組みではどうなるでしょう。


大工集団といっても工務店ですから、家の品質を保証をする

ための費用や工事の保険費用、もちろん事務的な経費もかか

ります。


この辺りは一般的な施工業者と何ら変わりないのですが、

違うのは全員が大工であるため、原価である2000万の中に、

自分たちの給料も入っているということです。


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そうなると2000万以外に必要となるのは、品質保証や保険費用、

事務的経費、そして次に繋がる若い大工を育てる費用などです。


その金額は合計するとざっと0.7割(7%)。


大工集団の工務店経費は約0.7割なので

2000万×1.07=2140万 となります。



いかがでしょうか?

一般的な施工業者にお願いするよりも260万~660万

工事費を落とすことができます。



ここで一番言いたいのは、無理をせず合理的にコスト

ダウンが出来ていること。

そして何よりも、だれも苦しめ悲しませることなく

コストダウンが可能になったことです。


広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku016

れだけではありません。


職人さんに仕事のやりがいや、やる気を起こさせ、

若い職人さんも育てる事が出来るようになりました。


これはお客さんにとっても大きなメリット

なのではないでしょうか。


完了検査

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今日は「三次の家」の役所による完了検査と、

かんくう建築デザインによる、お引き渡し前のチェックでした。


事務所のスタッフも一緒に行ったのですが、

私よりもチェックが細かい。

私は施工者の苦労や工事の難しさが分かっているので、

少し甘くなりがちですが、

スタッフは一般の消費者としての目線で、チェックしてもらっています。


広島の建築設計事務所のダイアリー-kanryou01

チェックした内容を見ると、私とは違う目線でチェックする

重要性を感じます。


お引渡しは今月の16日。

最後まで気を抜かずにいきたいと思います。




小旅行

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昨日の午前中は雨の中、島根県瑞穂の「縄文村」へ行ってきました。

この度は「はぴすた」メンバーで。

行こう行こうと言いながら、なかなか実現できなかったのですが、

雨天決行ということで、行って参りました。


午前の11時にはお店に入ったのですが、

あっというまに店内は一杯。

総勢9名という事もあって、非常に肩身が狭く、早々に移動。


次に行ったのは、ピザ屋さん。

お休みは不定休ですので、前回伺ったときはお休みでしたが、

昨日は開店中。

このお店、入口の横に窯があり、目の前で焼いてくれます。


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広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo01
こんな窯です。

私のお客さんに、庭にピザ窯を作られたお客さんがいらっしゃいますが、

形が全く違います。

どうも中は、耐火レンガ、外は家の土塗り壁に使う土のようです。

中では火は燃えさかっていますが、

外の丸いところに手を当てても、ほんのり温かいだけ。

相当な遮熱性能です。
広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo03

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これが出来上がり!。

もちろんとても美味しかったです。


ピザを頂いた後は、道の駅へ。


広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo06

広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo05
こちらではユニークなお茶を発見。

「ぼけない茶」「やせなく茶」「ぜいたく茶」

面白いネーミングです。


道の駅を出たのが午後3時頃。

その後は又「縄文村」へ。

3時ともなると、さすがに空いていました。

そこでようやく、オーナーの駅場さんとお話しすることが出来ました。


広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo07
この日のサプライズはシャンソン歌手の日高さんが

いらっしゃったこと。

嬉しいことに、お店に置いてあるピアノで

何曲か演奏していただけました。


広島の建築設計事務所のダイアリー-jyo08
そうこうしているうちに夕方になり、

酔いもけっこう回った所で、退散。


本当に、とても楽しい時を過ごしてきました。

またいきたいと思います。


新しい家造り9

9. お客さんにとってのメリット



ではお客さんにとってのメリットは何になるのでしょう。


それは工事費を1~3割下げることが出来た事です。


平成23年4月、大工集団の工務店に3DKのマンションの

全面リフォームの見積りをお願いしたところ、出てきた

金額に驚きました。


広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku013

これまでの経験で、工事費は800万円程度だと思っていた

のが450万円。


その時に思いました。

経費率が一般的な施工業者と違うのだと。



そして平成23年10月には新築の見積りをお願いしました。

以前同規模で同じような性能・仕上の家を設計したことが

ありましたので、その時の工事費から坪単価を計算し、お

客さんに概算として提出していた工事費は2300万円。しか

し大工集団の工務店から出てきた見積り金額は1850万円。



いったいなぜ大工集団の工務店に依頼すると、こんなにも

安くなるのでしょうか。


広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku006


これまでの一般的な家造りでは、職人さん達それぞれが施

工業者に提出した見積りの合計金額に2割~4割の施工業

者側の経費をのせてお客さんに提出をしています。



その2割~4割の中には、社員の給料や会社経費、広告宣

伝費などが含まれています。


各職人さんたちが提出した工事金額の合計を2000万とすると、



施工業者の経費が2割の場合

2000万×1.2=2400万



施工業者の経費が4割の場合

2000万×1.4=2800万



この400万と800万が施工業者の経費(取り分)となります。

う~ん

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昨日は「焼山の家」の中間検査でした。


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広島の建築設計事務所のダイアリー-yakiyamatyuukan02
この時、2ヶ所ほど木材の取付金物について

指摘されました。

なんでもその金物、行政によって認めているところと

認めていないところがあるとのこと。


う~ん。初めての経験です。

広島市ではよくて、呉市ではダメってこと。

なんか納得いきませんが、カタログを見ると、

確かに「建築主事又は検査機関などに事前確認してください」

と書いてあります。


対応は簡単なのですが、なんか釈然としない

中間検査となりました。

とりあえず言うとおりに金物変更して、

対応したいと思います。



新しい家造り8

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8.ハウスメーカー、工務店の仕事内容を分割する


ここで心配になるのが、「規模的にも小さいその工務店は、

保証やアフターなど大丈夫なのか?」ということです。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku009
その辺りはご安心ください。

大工集団といっても工務店ですから、他の施工業者と同じよ

うに、家が完成するまで保証する一般的な保険の他に、10

年保証や工事保険なども入っています。


又アフターですが、かんくう建築デザインのシステム通り、

3ヶ月・半年・1年・2年・5年・10年という区切りで、

工務店と共に定期点検させていただきます。



では大工集団だったのが工務店になることで、何が変わる

のでしょうか。


それは仕事内容が増えたこと。

これまで通り手を動かして造るだけでなく、工程管理や材料

発注など現場監督としての役割だけでなく、一般的な施工業

者同様、定期点検などアフターフォーローなどの仕事が増え

ました。


ちなみにかんくう建築デザインの仕事内容は変わりません。


広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku007
しかしこれまで元請だった施工業者を通さずに直にお客さん

と話し合うことが出来るだけでなく、最後まで責任感を持っ

て仕事をした上でお引渡しの時も立ち会える、という喜びは、

職人さんにとって何よりも変え難い喜びです。


しかも自分達で工事金額を決定し、お客さんと直に工事請負

契約を結ぶことができる為、日当いくらという計算ではなく、

若い大工を育てる時間や費用も、自分たちで計画的に作り出

すことが出来る事になりました。


新しい家造り7

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7. ハウスメーカー、工務店の仕事内容を分割する



 職人さんたちの仕事内容は想像できると思いますが、

施工業者の社員達は、どのような仕事をしているので

しょうか。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku006

 ちなみにおおまかな構成を書きますと、社長・

現場監督・設計者・営業マン・住宅ローン提案者・

事務員(経理)で構成されています。


 社長は会社の最終的な責任者、現場監督は工程

管理や材料発注、職人の手配などが主な仕事です。

設計者、営業マン、住宅ローン提案者、事務員(経理)

の仕事内容はお分かりでしょう。


 その施工業者としての役割をかんくう建築デザイン

と大工集団とで分けてみると色々な事が見えてきました。



○かんくう建築デザインの役割

 営業・プラン作成・設計・住宅ローン提案・

 監理・完成後の定期点検・アフターフォロー



○大工(職人)集団の役割

 実際の工事・現場監督・完成後の定期点検・

 アフターフォロー



 このように施工業者の仕事内容 をそれぞれで分担

した事がミソです。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku005
 そして大工集団に一般的な施工業者同様、建設業の

許可を取り、一職人でなく会社として工務店になって

もらいました。


 簡単に言えば、考えるのはかんくう建築デザイン、

手を動かして造るのは大工集団である工務店。


よりシンプルな形にし、職人のように実際に手を動か

さない中間的存在のハウスメーカーなどを省いてみま

した。


 いわゆる中間マージンを無くしたということです。


まだまだ続きます

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6.コミュニケーションの重要性②


 このような状況が続くと、職人さんにとっての

「やりがい」というものがなくなってくると思い

ませんか?


 いい家を建てる大工になりたい!と思って一流

の大工を志しても、安い日当で働かされ、完成した

家も見ることが出来ず、お客さんとの会話も禁じら

れる。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku003
 その結果として当然のことながら、責任感を持って

仕事をしない職人が増えてきてしまいます。


「安い日当だから」、「お客さんと話したこともない

し」、「自分で責任取るわけじゃないから、これでい

いか」など、自分の持っている職人技術でいい家を

造ってお客さんに喜んでもらう、という根本的な部分

を見失ってしまうでしょう。



 もちろんお客さんにとっても私にとってもこの状況

はよくありません。設計段階でとことん話し合い、何度

もプランを練り直し、CGや模型まで作成した夢いっ

ぱいの家が、職人さんの責任感の欠如によって満足いか

ない家になるだけでなく、場合によっては欠陥住宅に

なってしまう。


 結局どんなにいい設計をしても、現場で台無しに

なってしまうというリスク。


この状況はなんとしてでも避けなくてはいけません。

ではどのようにすれば職人一人一人が責任感を持って

仕事をし、子供に胸を張って「この家お父ちゃんが建

てたんで」と言えるようになるのか。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku014
 大工さんが「近くに来たのでちょっと寄らせてもら

いました」と笑顔で訪問出来る人間関係を築く事がで

きるのでしょうか。


まだまだ続きます。

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5. コミュニケーションの重要性


 私は職人さんとお客さんとのコミュニケーションは

非常に大切なものだと思っています。

図面では分からなかったものが、だんだん家らしく

なってくるにつれて「ごめん、ここに飾り棚作って」

、「お願い、ここに家の鍵や印鑑を置きたいけえ、

小さな収納ボックス作って欲しい」など絶対に出てき

ます。


 普通の大工さんであれば、その要望に答えたいのは

山々です。

しかしそういった要望を避けて通る仕組みって、なんか

寂しいと思いませんか。
 そういえば以前こんなことがありました。

棟上が終わっていよいよ明日から本格的に大工工事が

始まろうとしている時、工務店の現場監督からこう言

われました。

「1週間ほど現場を空けます」と。


 それはそれで工務店の段取りもありますので特に気

にしていなかったのですが、その一週間後8名の大工

さんがやって来ていっせいに工事を始めました。



 現場に行くとあれよあれよという間に出来ていきます。

そして1週間ほどバタバタと工事をし、今度は3週間

ほど空きました。


 そして又8名の大工さんがやってきてあっという間

に工事をしていきます。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku001
 お客さんは現場に来ることができるのは日曜日のみ。

コミュニケーションもなにもあったものではありません。

お客さんにとっては一生に一度の家造り。

少しは大工さんと話をしたかったはずでしょう。

また少しずつ形になっていく家を楽しみたいと思って

いたはずです。


 大工さんも直にお客さんと話し、お客さんの小さな

要望に出来る限り応えたいと思っていたはずです。



 しかしお客さんが家造りを楽しむ時間や、些細な

要望を叶えてあげる前に、壁は作られクロスを張る

段取りになってしまいました。

この段取りを考えるのは施工業者です。
広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku002
 確かに作業効率を高める事によってコストダウンを

図る事は大切なことだと思います。

しかし何か大切なものを置き忘れているような気が

してなりませんでした。






まだまだ続きます。



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新しい家造り4

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4.職人さんの現状2



 現在ではご存知の通り、ハウスメーカーや工務店に

お願いするケースがほとんどです。

しかし本当に手を動かして造っているのは職人さんた

ちで、その職人さんたちは施工業者の社員ではなく、

下請けとして働いているということはご存知でしょうか?

広島の建築設計事務所のダイアリー-daiku008
 現在一般的な仕組みは、施工業者が家一軒受注する度

に大工さんや左官屋さん・クロス屋さんなど様々な職人

に、一軒いくら、日当いくらで仕事をしてもらっています。



 近年このような仕組み、いわゆる下請けでやっている

職人さんに「やりがい」というものが無くなってきてい

るのではないか、又その家に住むお客さんのために、と

いうよりも、元請である施工業者の方を向いて仕事をす

るようになってきているのではないか、と思っていたた

め、上記のような質問をしてみたわけです。



現在の職人環境といいますと


・日当は安くなる傾向にある

 近年の安値競争のため、職人にしわ寄せがきている。



完成した家を見ることがない

 大工工事が終わるとクロス工事や塗装工事が始まるため、

 次の現場に行かされます。

 これは工事の効率化をはかるためです。


お客さんとのコミュニケーション禁止

 お客さんと仲良くなると「お願い、ちょっとここに棚

 を作って」など言われやすくなります。

 その場合、材料費などかかった費用は請負契約を結ん

 だ元請が負担することになってしまうので、

 非常に嫌がります。
 このような現場、なんか寂しくないですか。

どんなにがんばっても本当の意味でお客さんの顔を見る

ことなく、又完成した家を見ることが出来ないなんて、、、。


まだまだ続きます。




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