今冬3作目の書籍化決定!
はっ!と思い出した昔の話をします。
私がヨガのインストラクターを
していたときのこと。
私は毎週20本近くのレッスンをして
生計を立てていました。
個人事業者なので、
大きな会社のような社会保証もなければ
ボーナス制度もない。
ケガをしたら無報酬だし
休みたいときは代わりの先生を
探さなければならない。
こう考えると大変そうですが、
愛情を込めた自分のレッスンに
わざわざ時間を作り、お金を払って
参加してくれるお客様がいる
そして、そんなお客様たちが
笑顔になって帰っていく
これは、とんでもなく幸せなことであり
私はやりがいを感じていました。
そんなある日のこと。
とある公共の施設から
「みんなが健康になってほしいから
ヨガのレッスンをしてほしい」という
オファーをいただきました。
私がヨガの先生を始めたばかりの頃は
まだヨガ=宗教とか、ヨガ=関節を外す
みたいな怪しいイメージがあったため
(ぜんぜん違うのにね🖐)
「ヨガ=健康的なもの、という
イメージを一般の方にも持ってもらえる
時代がきたんだなぁ」と嬉しかったし
「その施設では、どんな人達も
出会えるんだろう?」と心躍らせながら
打ち合わせに臨みました。
すると、担当者の男性から
説明されたのはコレ。
「お代はさ・・・払えないんだけどね!その代わりメシでもおごっからさ!」
メシでもおごっからさ
メシでもおごっからさ
メシでもおごっからさ
メシでもおごっかr…
ぷっちーん
プロとして誇りを持って
レッスンをしていた私には、
耐えられない言葉でした。
バンッと机を叩きたい気持ちを
どうにか噛み殺し
「私はプロとして仕事をしています。お金を払ってくださっている他のスタジオさんやお客様に申し訳ないので、無償でのレッスンはできません。」
こう伝え、私はそのオファーを
受けることはありませんでした。
で、このエピソードで
何を言いたいのかと言うと
悔しかったり
悲しかったり
怒りがこみあげてきたり
ゴゴゴ・・・と地鳴りするように
心が動くことがあるよね。
それがネガティブなものであればあるほど、私たちはフタをしたくなるんだけど、
よかったら「なんで私はその気持ちになったのかな?」と自分の胸に問うてみてほしい。
すごく大切な
ことだから
自分に誇りを
持っているから
そんな理由が隠れている
んじゃないかな^^
ネガティブな感情は、
あなたの魂の存在に気付かせてくれる
大切なもの。
無下にしないで、
その気持ちを持っている自分を
抱きしめて進もうね^^♡