追加工事(太陽光発電) | ヒートショックのない家を建てる

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高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 「発電すると電気使用量が増える」という、問題を解消するための追加工事をしました。

 「発電すると電気使用量が増える」という問題

 

 追加工事はスマートコスモの主幹CTを、

 

スマートメーターの直下に移設します。

 

 これには30mの延長ケーブルを使って居宅のスマートコスモから倉庫外壁のスマートメーターまで延ばします。

 スマートコスモから天井裏を通って、エアコン用スリーブを抜けて屋外に出ます。

 そこから倉庫に入って倉庫の天井裏を通して屋外に出てスマートメーターがある倉庫外壁の受電盤まで配線します。

 

 大変なのは建物から屋外に出る所です。屋内は多少いい加減でも問題ありませんが、屋外は雨風にさらされるので、きちんと施工する必要があります。

 特に、倉庫内から受電盤の中にあるスマートメーターまでのルートが大変でした。

 

 高気密住宅である居宅から屋外に出る所は気密をきちんととる必要があるので、丁寧な施工が必要ですが、以前にLANケーブルを配線した経験があるので、それ程大変ではありませんでした。

 

 しかし、倉庫から受電盤までの配線は経験がなく、初めてのことで大変でした。

 

 配線は屋外になるのでPF管という配管の中を通します。

 PF管を通すのに倉庫の壁(木材)と金属製の受電盤に穴を開けます。

 スマートメーターが入った受電盤は金属製のケースなので30mmのホルソーを使って穴開けをしました。このホルソーは以前住んでいた家で工事をしたことがありその時に買ったものを使いました。

 

 建物から出てくるところは木製なので30mmの木工ドリルを買ってきて穴を開けました。

 

 どちらも電動ドリルで穴あけするので回しておけばそのうち穴が開きます。

 

大変だったのは意外にもPF管を壁に固定するための穴を開けることでした。

 

 壁が固くて中々穴が開かないのです。

 始めは手持ちの金属用のドリルを使いましたが、刃がなくなってしまったのか、途中から全く進まなくなりました。

 仕方なく、コンクリート用のドリルを買い足して続けましたが、それでも中々進みません。それでも何とか穴を開けてPF管を固定しました。

 

 よくよく考えてみると、この壁は元々石の粒が混じったモルタル壁で、その上に補修のために塗装をしたものでした。

 相手が「石」なのですから、そりゃ固くてドリルも歯が立たないでしょう。

 

 この様な困難な作業のせいか、次の日は筋肉痛で大変でした。

 この追加工事でAiSEG2の電気使用量の表示は正常になりました。

 

 最初からちゃんと考えておけば、この様な余分な作業を私がする必要はなかったのです。(反省)