ようやく発電開始(太陽光発電) | ヒートショックのない家を建てる

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高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 系統連系が出来てようやく太陽光発電が始まりました。(1月のこと)

 太陽光発電を計画してから実際に発電するまで約1年かかりました。

 

 太陽光発電は以前から検討はしていましたが、母を説得するだけの要素がなく、先送りになっていました。

 導入に踏み切れたのは、やはりウクライナ戦争が一番の要因だと思います。

 天然ガスの需給が問題になり、エネルギー消費を節減する方向に世の中が傾きました。

 そこから「火事になる」とかいう訳の分からないデマを一つ一つ説明して解消し説得していきました。

 

 母は環境問題などには関心があり、太陽光発電をすれば化石燃料を燃やす量が減りCO2の排出が減ることを知っていました。

 そのため太陽光発電には元々好意的でした。

 しかし、自分が理解できないものは入れたくないというポリシーがあり、何にしても納得するまでは導入しません。

 太陽光発電は何十年も使えると言っても89歳の母には響きません。

 4月末ぐらいにようやく納得して電気屋さんに来てもらって説明をしてもらいました。

 

 その後、5月初めに見積もりを依頼して最初の見積もりが6月、8月に現地調査に来てもらって、そこから設置場所を再検討し、8月末に母に確認して内定、少し内容を調整して最終見積もりが9月に来て発注をしました。

 

 発注が終わると、まずは電力会社に系統連系の申請をします。

 10月中旬に連系の承認が電力会社から降りました。

 「10kW未満の太陽光発電事業計画認定申請」を10月下旬に出して、「再生可能エネルギー発電計画の認定」の通知が11月中旬に来て、ようやく工事の日程が12月中旬に決まりました。

 そこから新型コロナによる物流の関係で工事が少々遅れて12月末に工事が終わり、系統連系を1月にして、ようやく発電開始と、ほぼ1年です。

 

 本当に時間がかかるなという感じです。

 

 

 前回の年始の記事から2か月も経ってしまいました。3人分の確定申告でなかなか時間が取れなかったのが原因です。確定申告もようやく終わり、溜まった太陽光発電関係の記事を出していこうと思います。