太陽光発電工事 | ヒートショックのない家を建てる

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高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 ようやく太陽光発電の設置工事が出来ました。

 

 当初は12月の中旬の工事予定で、年内には発電が出来る予定でした。

 ところが、中国のゼロコロナ政策の影響で船便が遅れてしまい、太陽光パネルの入荷が遅れて年末の工事になってしまいました。

 年末は電力会社の営業が早々に終わってしまい、結局、電力連携は年明けになってしまいました。

 電力連携が出来ないと自家消費の発電も出来ないようです。

 

 当初は11月に工事が出来ればと思っていました。

 というのも、この家は1年で12月の電力消費が一番多いので、12月頭から発電が出来れば、電気代高騰のおり、早速効果が出たのですが、残念ながら思うようには行きませんでした。

 おまけに年末から年始にかけて晴天が続き、格好の発電の機会を逃してしまいました。

 

 工事は足場組み、パネルの設置、パワコンの設置・配線、システム全体の管理が別の業者で分業されていました。

さらに、太陽光発電設備の代理店、地元の電気屋さんがいるので、全部で6業者が関わっています。

 

 足場組みは事前に済ませていました。

 

 太陽光設備の設置工事は2日間の予定で3日目を予備日にしていました。

 しかし、工事が思いのほか順調に進んだおかげで、1日で終わってしまいました。

 パネルの設置業者などはお昼も食べずに作業を進めて、いつの間にか作業を終えて次の現場に行ってしまいました。(年末は忙しい。)

 

パワコンは屋外(軒下の外壁に設置するので屋側というらしい)に設置するのが一般的なようですが、温度・湿度・日射・雨・風などの環境面で有利な屋内(倉庫)に設置しました。設置環境が良ければ故障も少なく、長持ちすると考えました。

 

 ネットリモコンです。これがパワコンをコントロールします。

 

エコキュートの昼間の沸き増しなどの高度なコントロールは住居側に設置したPanasonic のHEMSコントローラーであるAiSEG2で行います。

画面が真っ暗!太陽光発電の画面が表示された写真を撮っておけばよかった。

 

 このネットリモコンとAiSEG2をLANで接続して使います。

 太陽光発電設備は住居ではなく、倉庫に設置した関係で、ネットリモコンは倉庫、AiSEG2は住居にあるので、住居と倉庫の間を接続することになります。

 

 AiSEG2とネットリモコンの距離は10m程度なので、無線LANで十分接続できる距離です。

 しかし、無線LANは不安定という印象があり、私はあまり信用していません。

 そのため住居と倉庫の間をLANケーブルで結んで、有線LAN接続にしました。

 

 有線LANの経路は既設の光ケーブルのルートを使おうと思っていたのですが、LANケーブルを通すときに光ケーブルを切断してしまう可能性があるということで断念しました。

 他にケーブル用の経路がなかったのですが、未使用のエアコン用スリーブがあったのでこれを活用しました。

 

 LANケーブルは15mぐらい必要で、しかも屋外を通るので、シールドタイプにしました。

 屋外を経由する関係で雷やノイズのことを考慮して、機器に直接接続せずにハブを経由し分離しています。

倉庫側

住居側

 

 正月休みが終わって、今月(1月)の連携まで、発電はお預けです。