遮熱②外付けブラインド | ヒートショックのない家を建てる

ヒートショックのない家を建てる

高齢の母のために考えた家を建てた経験を通して、注文住宅全般、特に換気関係について考えます。

 東側と南側は直射日光を遮りながら明るさを確保できる、外付けブラインドを採用しました。YKKAPのXブラインドです。

追記:先日、スラットの開いた写真を撮ってきました。

家の中はこんな感じ。

 

スラットの閉じた写真しかなかった。スラットが少し開いた写真が良かったのに!

スラットの閉じた状態。普通のシャッターと同じ様な外観。

 

 東側は朝日が当たり、南側は8、9月になると太陽高度が下がって日が差し込みます。これを外付けブラインドで遮ります。窓の内側に付ける一般的なブラインドもありますが、日差しを遮ることはできても、窓の内側で熱に変わるので、窓の外側で遮らないと遮熱効果はありません。

 Xブラインドはスラットの角度を変えることで日差しの量をコントロールすることが出来ます。

 

 

 

 完全に閉めるとシャッターとして使えるので夜間は防犯対策になりますし、冬は窓とⅩブラインドの間に空間が出来るので、熱還流率を良くする効果も期待できます。

 簾でも同様の効果が期待できますが、簾は風に弱いので、台風が来るたびに仕舞わないといけないので、年寄りには負担になります。その点、Xブラインドは家の中からリモコンで上げ下げできるので、簡単かつ安全に仕舞えます。アルミ合金製で強度もあるので、台風の時の暴風や飛来物による窓ガラスの破損を防げます。

 母は昼間に使うと部屋が暗くなるので嫌だと言ってなかなか使ってくれません。色は茶系統ではなく白系統にしておけば良かったと後悔しています。