可睡斎 その1(静岡県袋井市) | 三日月の館

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所在地  静岡県袋井市久能2915-1
山号   萬松山
宗派   曹洞宗
本尊   聖観音
創建   応永8年(1401)
開基   恕仲天誾

 

火坊守護秋葉信仰の総本山です。

 

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【可睡斎の由来】

可睡斎は、六百年前(応永8年)如仲天誾禅師によって開創された曹洞宗屈指の名刹です。
十一代住職仙麟等膳大和尚は、幼い家康を戦乱から救ったことがあり、後に家康が、浜松城主となった折、報恩の為に城に招かれた、その席でコックリコックリ居眠りを始めました。
その姿を見た家康は、和尚の安らかな親愛の心を悟り、和尚に「睡(ねむ)る可(べ)し」(御前にて睡っても無礼ではないとの意)と言い「可睡和尚」と愛称せられ、寺号も東陽軒から可睡斎と改め、後に拾万石の待遇と徳川幕府最初の僧録司という職を与えられました。

【火坊守護の総本山】

秋葉総本殿可睡斎にお祀りしてあります秋葉三尺坊大権現様は、今から千三百年の昔、越後蔵王権現堂の十二坊の一つである三尺坊という僧坊で厳しい修行を重ね、秘密奥義を極めて神通力を得、観世音菩薩三十三化身の一つであります迦樓羅身を現じられました。
かくして、秋葉三尺坊様は、衆生済度のため、失火延焼の難を逃すことを第一に、三大誓願をおこし火防の霊場を開かれました。
秋葉三尺坊大権現様の御真躰は、明治6年に秋葉山秋葉寺より遷座奉安され、以来秋葉三尺坊大権現鎮座火防霊場として、全国より信仰を集める祈祷の道場として、日々火防と人々の幸福を祈願しています。

 

 

可睡斎へは、JR袋井駅から静鉄秋葉線跡を走る秋葉バスに乗って可睡下車。

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門前町「おかすい」を進む。

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門前町にある地蔵堂、旧東陽軒。

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説明板。

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総門。

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「萬松山」の額が架かる。

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総門の天井。

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境内案内図。

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洗心閣という名の土産屋。

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裏にある酒塚観音。

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酒塚観音は少し登った所に。

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酒塚観音。

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狛犬「酒」。

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狛犬「塚」。

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説明板。
健康、家庭円満、社会の福祉を願って奉納された。

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奥の弁天堂。

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白山堂。

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説明板。

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山門への階段。

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山門。

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水屋。

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輪蔵。

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反対側に瑞龍閣。

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瑞鳳の庭。

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おさすり大黒様。

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萬松閣。
総受付があり500円で中へ入れる。
行ってみる。

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①韋駄尊天
佐藤雅画韋駄天の図。

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魚鼓が吊ってある大書院。

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韋駄天を祀る。

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②本堂
本尊聖観世音菩薩を祀る。

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地下へ。

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要塞のような地下道。
近づくと照明が点灯し、通過すると消灯する。
ここが境内とはとても思えない。

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③僧堂(坐禅堂)

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修行僧の坐禅及び生活の場所。

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文殊菩薩を祀る。

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また地下道を通って本堂へ戻る。
本堂脇の④大黒殿。

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大黒殿の上に御真殿がある。

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建物内部から行こうとするとこんな感じ。
エスカレーターがあるなんてビックリです。

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御真殿へ。

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つづく