登城日 2009年10月27日(火)晴
難易度 ☆
場所 静岡県浜松市南区頭陀寺
頭陀寺城は、近江源氏で今川氏の陪臣である松下之綱の居城です。
豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎と名乗っていた頃、初めて仕えた城と云う。
場所はJR浜松駅の南東にあります。
現在、城跡は宅地化してしまい、遺構は残っていない。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/07chosa/matsushita.html
城跡の西側部分が頭陀寺第一公園となっている。
公園内には、土塁跡かと思われる土盛りがあった。
そこには城跡を示す石碑が建っていました。
横にある休憩所の天井を見上げると、説明板がありました。
拭いてくれないかなぁ~
縄張図。
方形の居館だったようだ。
公園の北側の通りは、「(松下)嘉平次通り」と名が付いていました。
北にある頭陀寺。
かつては、三重塔が建つ大きな寺だったという。
本堂。
通りを挟んで東に鎌研池がある。
草刈に出た秀吉が、ここで鎌を研いでいたという。
説明板。
脇にある天白神社。
とにかく、隣の敷地に繋がれている大きな犬に吠えられて怖かった…
真偽のほどは定かでは無いが、ここで秀吉は目をかけられたらしいが、朋輩に嫉まれていじめを受けているのを不憫に思った松下之綱が、金を持たして送り出したという。
その後、秀吉は織田信長に仕えて立身出世。
一方、松下之綱も大名になり、次男松下重綱は、二本松藩5万石まで登りつめた。
縁ですね。