かつおのしぐれ煮をGetし、意気揚々と最終目的地へ。今回の旅1番のイベント・知林ヶ島に向かいます。

 

<南国ムード漂う県道238号線(ハイビスカス通り)>

 

知林ヶ島(ちりんがしま)は指宿市街地の北東、田良岬の沖合に浮かぶ周囲3Kmの無人島。3月~10月の大潮又は中潮の干潮時にだけ砂の道(砂州)が現れ、歩いて渡ることができるという神秘の島なのです。キラキラ

 

<砂州が3月~10月にしかできない理由(案内板より)>

 

九州本土と知林ヶ島の間に現れる砂州は、南風に吹かれた砂が北から来る波とぶつかることで形成される。風向きが変わる(南風がなくなる)11月~2月は土砂が流され砂州は消える。 

実は12年前に1度訪ねているのですが、雨だったせいか砂の道が繋がらず。(実際天候が不安定だと砂州が崩れやすいそうで、台風で砂州が流れてしまったこともあるらしい)10年越しの夢を叶えるべく再訪した次第。

 

<渡島が叶わず呆然と佇むかねし(2014年4月撮影)>

 

「今度こそ絶対渡る!」何度も天気予報と潮見表をチェック。この日は中潮で、日中干潮時刻は11時20分。砂州の出現予測時刻は8時25分~14時05分ですが、気象状況によっては出現時間が変わる可能性もあるので、確実に渡れるであろう11時には着いておきたい。ここまでの道中時間を気にしていたのはこのためでした。

 

午前10時50分、知林ヶ島駐車場に到着。

 

<「休暇村指宿」宿泊棟の先にある駐車場(建物はトイレ)>

 

島にトイレと水はないので、しっかり準備をしてから出発します。(トイレ前に自販機有り)

 

<トイレ近くにあるリーフィアのポケふた>

 

「指宿(いぶすき)」と「イーブイ好き」の語呂が似ていることから、2018年日本で初めてポケモンマンホール「ポケふた」が指宿に設置されたとか。指宿にはイーブイとイーブイの進化系ポケモン達9枚のポケふたがあるそうで、街中を探してみるのも楽しそう♪

海沿いに伸びる遊歩道を進むと、前方に緑の美しい島が見えてきました。

  

<遊歩道の先に見える知林ヶ島>

 

知林ヶ島は砂の道により陸と繋がることから、「縁結びの島」「絆の島」とも呼ばれ、島を望むスポットにはこんなオブジェが。
 

<知林ヶ島展望スポットにあるオブジェ>

 

一見「?」なオブジェですが、知林ヶ島を正面に望む位置から見ると2つのオブジェが重なりハートの形になるのです。ピンクハート

 

<Chirin's Heart (チリンズハート)>

 

記念撮影をするカップルさんもたくさんいらっしゃる模様。照れ

チリンズハートの先には田良浜展望台があり、

 

<田良浜展望台>

 

そばには渡島時刻が記された案内板があります。

 

<渡島時刻の案内>

 

この日の砂州の出現時間は5時間40分ですが、1時間しか出現しない日もあるとか。

案内板には渡島の際の注意事項も書かれているので、しっかり確認します。

 

<砂州に打ち上げられることがある毒性生物>

 

さて、肝心の砂の道は―

 

<知林ヶ島と砂の道>

 

出てるー!飛び出すハート

海の中砂の道が一本、きれいに島と繋がっています。キラキラ

「ようやく渡れる・・・!」ワクワクしながら砂の道に一歩。10年越しの夢が叶った瞬間に感無量ですー!笑い泣き飛び出すハート

 
この約800mの砂の道には「ちりりんロード」というかわいらしい名前が付いているのですが、
 

<ちりりんロード>

 

「そもそも『ちりんがしま』って名前自体、響きがかわいくないかい?」

気になってその名の由来を調べたところ、昔船乗り達が夜にこの付近を通過する際、風に揺れる島の松林の音を頼りに航行していたからだそう。

「その音聞いてみたかったな。」この日はとても穏やかで、木々が枝を揺らすほどの風はなく。しかし左右から寄せる波の音はとても耳に心地よくて・・・

 

<右手(南)に見える大隅半島>

 

<左手(北)に見える桜島(実際にはもうちょっと濃く見えていた)>

 

まるで海上散歩。身も心も洗われるようです。にっこりラブラブ

それにしても、数時間しか現れない砂の道と聞いて細く頼りないものを想像していたのだけど、意外に大きい(幅広い)んですね。

 

<砂の道近影>

 

北側(桜島側)の波打ち際に立って南を向くと

 

<北側の波打ち際(知林ヶ島の左に桜島)>

 

海が見えない。

 

<北側波打ち際から南側を見る>

 

高さは2~3mあるかしら?

こうして見ると砂州というより砂丘のようだな。汗

 

渡り始めてから約30分、ついに知林ヶ島に到着。

 

<砂の道の端・島側>

 

島の右手には静かな入り江があって、その青さにに心奪われる。

 

<美しいエメラルドグリーンの入り江>

 

島の展望台を写真に収め渡島の記念にしようと思っていたのですが、令和6年6月の豪雨で土砂崩れが起き、島に登ることはできないとのこと。そこで渡島証明書をいただきました。

 

<島内で発行される渡島証明書(100円)>

 

島にはテントとイスが用意され、地元のガイドさんが「休んでいってください。」と温かく声を掛けてくださります。この証明書の写真も魚見岳展望台から撮ったものだそうで、「車で行けるから行ってみるといいですよ。」と教えてくれました。帰りに時間があったら寄ってみよう♪(その節はありがとうございました ニコニコ

 

<知林ヶ島から見た魚見岳(鉄塔の辺りが展望台)>

 

波が運んだ砂や小石が帯状に堆積し、干潮時に陸地と島がつながるトンボロ現象。昨年網代島を訪ねたのをきっかけに知林ヶ島への想いが再燃。

 

【網代島を訪ねた記録】

  

今回は好天に恵まれ最高の渡島が叶いました。思い切って再チャレンジして本当によかったです。にっこりラブラブ

 

やしの木 やしの木 やしの木 やしの木 やしの木

  

さて、この日のランチは指宿ラーメンを予定していたのですが、炎天下の中1時間歩いてちょっと食傷気味。「ソフトクリームとポテトフライくらいでいいんだけど・・・」と道の駅いぶすきに来たところ

 

<道の駅いぶすき(画像は物産館の彩花菜館)>

 

2階レストラン「海音」のかつお漬け丼が目に入り、速攻イン!

 

<レストラン「海音」のかつお漬け丼>

 

かつおの漬けと刻み大葉が涼感Up♪温泉卵もいい味出してます。正直、道の駅山川港活お海道で見た時から脳内海鮮丼だったので、欲が満たされ大満足です。(笑)

 

食事の後、駅内に観音崎展望所があったので行ってみました。

 

<観音崎展望所>

 

桜島から先ほど渡った知林ヶ島まで、錦江湾をぐるりと見渡せて爽快!

 

<桜島、垂水方面>

 

<知林ヶ島と魚見岳が見える。右は篤姫のふるさと今和泉> 

 

かわいらしいピンクのポストとグリーンのポストがありましたが、

 

<ハートのピンクポスト>

 

<クローバーのグリーンポスト(バックに桜島)>

 

西大山駅の黄色いポストと違いこちらは投函できません。(そういえば郵便局のステッカー(?)が貼ってない)

 

クローバー おまけ クローバー

レストラン「海音」に貼ってあった注意書き。

 

 

『仕切り板になんかからんでください。(かごっま弁わかるかな?)』

うん、なんとなくわかる。爆笑

 

・知林ヶ島:鹿児島県指宿市西方

 ※渡島のベストシーズンは波風の影響が少ない4月~5月。夏場は暑いので熱中症対策必須です。

・ 道の駅いぶすき:鹿児島県指宿市小牧52 HP 

今日4日、九州北部が梅雨入りしたとみられると気象庁から発表がありました。

時期としては平年並みとのことですが、梅雨入りしたて(?)とは思えない、なかなか強めな雨が降っています。

 

昨年は6月8日~6月27日と梅雨の期間が驚くほど短かったけど(その後訂正があったのか、気象庁HPを見たら梅雨入りは5月16日頃となっていた)、今年はどうなのかな?

 

【昨年の梅雨】

 

田植えもあるので(この辺りは麦との二毛作です)雨は必要だけど、どうか災害級の大雨にはなりませんように。昨今の状況を見て切に願います。(6月に台風が来るってどういうこと?ネガティブと思ったけど、実際上陸するのは2012年以来14年振りのことだったらしい)

 

<雨に濡れるお庭のアジサイ>

枚聞神社の脇を通り、国道226号線に出たら東へ。旅程を組む際最終目的地の到着時間を1時間近く読み間違えるという痛恨のエラーをしでかしていることを考えれば、予定イベントの1つくらい諦めるべきなのでしょうが、「ここは絶対外せない!」

案内標識から右折し、やって来たのはJR西大山駅。

 

<JR指宿枕崎線 西大山駅>

 

こちらはJR日本最南端の駅でして。(1960年の開設以来長らく日本最南端の駅だったが、2003年沖縄都市モノレール線が開通して”JR”日本最南端の駅になったらしい)

もうずっと、ずっと、ずーっと!来てみたいと思っていた場所なのです。ラブラブ

 

<JR日本最南端の駅>

 

ホームに建つ「JR日本最南端の駅」の標柱、真っすぐに伸びる線路、その先に見える開聞岳。辺りには田園風景が広がり・・・ ああ、なんてのどかで美しい風景だろう!

「なんでそう最南端って理由だけで無人駅なんか行きたがるかね?」と当初冷ややかだった相方も、「これはすごい!」と大絶賛。アップ

 

実際観光スポットのひとつになっているようで、駅前には駐車場が設けられ、かわいらしい黄色いポストと

 

<幸せを届ける黄色いポスト(投函可能)>

 

「幸せの鐘」がありました。

 

<大切な人の幸せを祈る「幸せの鐘」>

 

「幸せの鐘」といえばJR肥薩線真幸駅にもあったけど、この鐘もその昔鉄道マン達が鳴らしたものなのかなぁ。

 

【真幸駅のある肥薩線】

 

西大山駅の向かいには「かいもん市場 久太郎」が。

 

<かいもん市場 久太郎>

 

地元の特産品がそろう直売所ですが、「到着証明書」など西大山駅グッズも豊富。ピンクハート

 

相方:「到着証明書、買わなくていいの?」

かねし:「うん。このホームに立って、最高の開聞岳拝めただけでもう胸いっぱい。」

  

<なにげに開聞岳のビュースポット>

 

焦がれ続けた景色を目にしっかり焼き付け、再び国道226号線に。「長崎鼻」の看板を横目にひた走ります。(指宿といえば!の名スポットですが、以前訪ねているので旅程を組む段階で外しました泣

ゆとりを持たせたプランだったからか、山川港に差し掛かったあたりで時間差はほぼ解消。

 

<山川港>

 

予定通り、「道の駅山川港活お海道」に寄ることに。

 

<山川港そばにある「道の駅山川港活お海道」>

 

約5,700年前の火山噴火でできたという山川湾。湾曲した入り江は砂嘴によって外海と区切られており、波が入りにくいことから古来より良港として利用されてきました。(今でも台風のときなどは避難港とされるとか。)

特にカツオの水揚げで知られるとあって

 

<国道226号線にある「かつお節の本場山川港」の看板>

 

駅内の物産館はカツオ製品が盛りだくさん。入った瞬間、お出汁(かつお節)の良い香りが。ラブラブ 鮮魚も豊富で、お刺身や漬け丼等キャンプで食べたらうンまいだろうな~と思ったのですが、旅行2日目ゆえ保冷剤が心許ない・・・(やはりホテルのミニ冷蔵庫では再冷凍は厳しいな)

「ここはおとなしく、かつお節を買って帰るか。」と店内を物色していたところ、ややっ!かつおのしぐれ煮とな。お店一押しの逸品だそうで、

 

<かつおのしぐれ煮とおまけでもらったかつお節>

 

「汁もおいしいから捨てないで。スライスしたタマネギにかけるとおいしいよ♪」と店員さん。今回遠征キャンプゆえ料理はしないということで、調理道具を一切持たなかったため家に持ち帰って食べたのですが、確かに!お酒が進む絶品でした。飛び出すハート

 

・JR西大山駅:鹿児島県指宿市山川大山602

・かいもん市場久太郎:鹿児島県指宿市山川大山860-2 HP

・道の駅山川港活お海道:鹿児島県指宿市山川金生町1-10 HP