ずーっと前からやりたかったことがあります.
それは「オホーツク・ロングジャンパーの集い」です.
オホーツクのアスリートで走幅跳で北海道規模の大会で入賞を果たしたメンバー(男)を集めての合同練習会.
金子が教える形の練習会ではなく,参加者が自分の跳びで大切にしていることをお互いに共有して,たくさんの考え方などを知り,自分たちの競技に活かしていくという集いです.
私自身,このオホーツクでロングジャンパーとして育つことができたのは「つながり」があり,それによって刺激をもらい,自分を高めることができたからです.
自分を高められたのがきっかけが「つながり」からの刺激だったので,私自身も大学時代から帰省するたびに積極的にオホーツクのアスリートと一緒に練習をしたり,考え方を伝えていったりしました.
そのような「つながり」の中で日本トップクラスのジャンパーに成長をしたのが8m00の記録を持つ外川天寿(所属 走りの学校)です.毎年帰省時に一緒に練習をしていました.
教え方がうまいとか,指導内容が良いとか,そんなことではなく,身近な同じ地域で育った先輩や後輩からの刺激.
俺らでも,こんな田舎の地方でもできるんだという思いを共有して,価値観を変える.
そういった「つながり」をつくっていきたいと思い,この集いをつくりました.
今回集まったメンバーはこちら.
特別ゲストに釜澤拓也(100m PB:10"56).
30mダッシュのあとは跳躍練習をおこないます.
短助走の完成度が高い.
スムーズな跳び出しができています.
素晴らしい.
自己ベスト6m90の後藤大輔の跳躍
オホーツクの逸材.
瞬間的に発揮する力がまだ弱いものの,関節を固定する能力が高く,力強い踏切が魅力.
自己ベスト6m03の鎌田亜津煌の跳躍
ぶっ飛んでいます・・・.
亜津煌は2023年大ブレイクの予感です.
他のメンバーもさすが北海道で戦ってきたメンバー.
全員が長所があり,見ているだけでも私も勉強になる動きばかりでした.
今回集まったメンバーから一人が関東の大学へ,もう一人が北海道内の強豪高校へと進学します.
離れていても同じオホーツクで育ったロングジャンパー.
年末もしくは年始に毎年みんなで集まって刺激をし合う「集い」を2023年から毎年おこなっていきます.
いつか,この中から「8mジャンパー」や「日本代表」が輩出されることを夢見ながら集いを開催していきます.
第1回オホーツク・ロングジャンパーの集いの参加者
今年もオホーツクの風を走幅跳で吹かせるように頑張ろう!
来年の参加希望者は・・・北海道大会入賞もしくはそれに近い自己ベストが必要です.
もっともっと人数が増えるように指導者としても頑張りたいと思います.