倭の五王の朝鮮半島進出と掛けて、貧血の人のプルーン摂取と解く。その心は? どちらも鉄が欲しかったのでしょう。

  紀元前108年、漢の侵略により古朝鮮国が滅亡する。韓国ドラマ『朱蒙(チュモン)』を見ていると、鉄製の武器を独占し、鉄器軍で周辺国を制圧していった様子が描かれている。

 国を失った流民たちを率いて漢に抵抗するため、鉄の技術を盗み、鉄製の武器を製造して高句麗建国の英雄となった朱蒙。どこまで史実か分からないが、後の高句麗と朝鮮半島で覇権を争ったのが倭の五王であった。

 讃・珍・済・興・武の五王を大和王朝の天皇家に比定する説はいずれも成功していない。家族関係や年代において必ず矛盾が生じるのだ。ということは倭の五王は近畿天皇家ではないとする結論がもっとも合理的であり、倭の五王の王朝を九州北部に求めるのが整合性がありそうだ。

 近年朝鮮半島南西部に4〜5世紀頃の北部九州型の前方後円墳が多く発見されている。まさに倭の五王時代に相当する。つい最近、ソウル近郊からも古代の日本人居住区が見つかっている。広開土王碑文からも、倭国の軍勢がかなり北の方まで攻め上ったことが伺える。

 明確なことは言えないが、鉄などの資源を求めたのではないだろうか。今も北朝鮮は鉱産資源が豊かだと聞く。もし南北統一がなされたら、日本を凌ぐほどの国家ができるかもしれない。



 さて、鉄分が豊富で手軽に食べられるイメージのあるプルーン。貧血の予防や健康に良いといわれている。私も立ち眩みのようなことは、たまにあった。

 鉄は赤血球に含まれるヘモグロビンの成分として不可欠なもの。人が生きていく上で必要なものだ。しかし、鉄などの資源を奪い合って戦争を繰り返すような轍を踏んではいけない。



美容と健康のために食べてるものは?


▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう