みなさん、こんにちは。
今週も、川畑直道著『原弘と「僕達の新活版術」―活字・写真・印刷の一九三〇年代』をご紹介しています。
第四章「戦後への継承と沈黙」の後半には、原弘に対して、厳しい批判もあったことを伝えています。
戦後、原弘は、装幀を中心にして、グラフィックデザイナーの中心的な存在となっていきます。
しかし、そのデザインが理論的で堅実なため、変化や刺激を求める人たちからは、批判的に見られたようです。
確かに、新規性というのもデザインの重要な要素です。
しかし、デザインにも、いろいろなやり方や方向性があります。
これまでの原弘の仕事ぶりを読んできた私にとっては、これらの批判は驚きであり、意外な感じを受けました。
それは、この本の著者である川畑直道さんも同じような印象を受けたようです。
これらの批判が、この本を執筆する動機の一つとなったようです。
こちらが、今回ご紹介している本の出品ページです。
◆ニュータイポグラフィを追求した『原弘と「僕達の新活版術」』◆
どうぞ、ごゆっくり、ご覧ください。

