ブリテン「春の交響曲」 8 | 神鳥古賛のブログ

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古典。読めば分かる。

 ベンジヤミン・ブリテンの「春の交響曲」作品44の日本語版を作成せんとす。


これより第三部にして、その第一曲、詩はリチャード・バーンフィールドとなり。


これ、歌曲と云はんよりは、唯早口に読み上げゐたるのみなる如し。







         第三部


      第一曲「なほも来ず我れが五月よ」





 なほも来ず我れが五月よ、


 汝れをば掻きむだかんに。


 我れが魂を喜ばしむる時やいつ。


 いさや来たり、我れと暮らしなば、


 我が羊のしとねに敷かん、あをきみ草。


 我れら遭ひなん、さ牡鹿の、をのゝき出づる


 野面(のもせ)なる、それさんざしの藪に。


 我れや持つ、兎狩りの斑犬(まだらいぬ)。


 さり、我れら暮らさん、めぐし森の精と。



 さても、楽しまなん桃源行、


 (桃源の野にあしたの風を浴び)


 御牧に花の女神の宝撒き、


 (とほしろき御牧野は斯く麗し)


 さても、しろかねの井あり(くがねのいさごと)


 我れつくばひて、洗はん汝が象牙の御手。



 さはれ汝れ、我が愛(かな)しぶを思ひ入れずば、


 我が涙、誓ひも訴(うた)へも無く、汝が美に流さんのみ。


 我れ如何がはせん、さはれ、憂しや、死ぬや、消え入らん、


 汝れ、我が涙も礼(ゐや)をも侮りつる。


 さても涙は困(こう)じ、誓ひも、訴へも敢へなし。


 涙、能く為さずば、何かは能く、花を手折らん。



 なほも来ず我れが五月よ、


 汝れをば掻きむだかんに。


 掻きむだかんに。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

   御寄付の御依頼

 

 所謂上級国民とみづから云ふ、千三百年続くとさるゝ天下り公家官僚、この伝統をみづから踏襲為さんとせる自民党らの世襲議員とその係累、その周辺にうごなはるニッポン会議(統一教会)創価学会らのカルト集団、これらは最早殺-人犯-罪組織と化せれば滅却せざるべからず、さても新保守政党を立ち上げざるべからざるなり。さればによつて選挙の為の供託金を募りぬ。いざゝせ給へ。

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    他行から、二三八、普通、0452347

 

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