15日に集会があったのね  | みんななかよく

みんななかよく

ヘイトコメントを哂え!
(http://haughtycomment.blogspot.com/)
のサポート・ブログです。

 15日に合った集会を取り上げた記事二つ。


 シンポジウム「後藤健二さん殺害事件から1年 ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか~取材現場からの自己検証」を取り上げたのは岩本太郎さん。

岩本太郎ブログ

2016/1/17

「「日本のメディアが海外の戦場取材に行く必要があるのか?」と聞かれた場合の答えの一つ」 

http://air.ap.teacup.com/taroimo/1817.html



そう、「なんで日本のメディアやジャーナリストが日本から遠い中東などの戦場を取材する必要があるんですか?」との問いかけにどう答えるか? というのが討論における一つのテーマになっていた。「そんなのBBCやCNNに任せておけばいいじゃん。だって日本人にとっては中東だパレスチナだと言われたって、普段の生活の中では全然関係も関心もない、遠い世界の話ですよ?」との問いにどう答えるのか? と。



最後に、最初に挙げた「なんで日本のメディアやジャーナリストが日本から遠い中東などの戦場を取材する必要があるんですか?」という問いを、いわゆるネトウヨみたいな連中からなされたら「これから日本国内が戦場になった時にみなさんに参考になるからいいじゃない?」とでも言っておくのがいいのかな。安保法制だ憲法を変えろだの末に「戦争ができる日本にしましょう」と言うんだったら、いざ戦争をおっぱじめた結果として日本が戦場になった時の備えのために、今からそうやって日本のメディアやジャーナリストによる海外の戦場からの報道も参考にしたほうが備え万全になると思う。「そんな日本のマスゴミによる放送なんかいらねーよ」と言うんだったら、外国語を勉強してBBCやCNNでも見てくれ。ではでは(^-^)♪


「NHKどこへゆく1.15集会」を取り上げたのはここ。

木村草太氏の「NHKと安保法制」という講演。


労働組合ってなにするところ?

2016年01月17日
NHKどこへゆく1・15集会
http://ameblo.jp/sai-mido/entry-12118142886.html


放送法第4条第2項は「政治的に公平であること」を求めていますが、何をもって「政治的に公平」かは第3条に基づいて放送局が判断すべきだということが指摘されました。それは、ある政治勢力にとって不利な放送を流してはいけないということではなく、どの政治勢力にも同じ基準を適用して放送することが公平だということです。つまり、汚職事件は放送するという基準を持っている場合、Aという政治家の汚職は放送したのに、Bという政治家の汚職を放送しないのは不公平だということです。つまり、安保法制に反対する意見を多く放送することは不公平だという批判に対しては、安保法制に反対という意見の方が多いので、多く放送するという基準を示せばいいということです。



日本のメディアの海外取材なんて必要ない、って人は左右を問わず大ぴらにはいないと思うけど、海外報道そのものに熱意がないのは、右や左に限らず多そうです。

後藤健二さんのケースでは、政府擁護の立場から、「危ないところへ行くのが悪い」論がありましたね。



木村草太准教授の講演は、概要といっても詳しく載っています。

安保法制の解説も読みでがあります。