【模型紹介】336 EF66 27号機「初回版」 ~最後まで原型に近い形状だった27号機~ | 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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30代後半に鉄道模型スタートした後発組。国鉄型中心の車両収集と昭和認定を主体とする(おい)ブログ。そんな昭和のオヤジ趣味のページ。(Yahoo!ブログ転属組)

2022年7月30日、もう走らないと思われていた27号機が、最後の上京してきた日でもあった。

 

JR貨物としてはこの27号機だけが、部品の簡素化を行わず原型に近い状況にクーラーを取り付けて、残っていた。

しかも0番台のラストまで活躍していた機関車となった。

 

翌日の7月31日に吹田へ向けて戻っていくことになるのですが、両日共にファンが訪れ、激パとなっていました。

この日は東北本線での遅れが関係し、早朝通過が午後になったので、撮影しやすかった日でもあった。

 

私と同じで、昭和生まれで平成・令和と長生きした機関車でもあった。

そう考えると、最後に記録できたのは奇跡でした。

今日はそんな機関車の、模型発売の話です。

 

購入順に紹介している「模型紹介シリーズ」、2014年3月にTOMIXから発売した製品。

今回は「EF66形0番台 27号機」になります。

発売当時の2014年は、他の0番台もまだ運用に入っていましたが、飾り帯を装備して原色の機関車として異色を放っていたため、レアな車両を模型化するTOMIXさんから発売となるのは、わかる気がします。

 

クーラーは別売りで後付けで、私のミスで3セットも買ってしまうことになるのですが、逆に貴重になりました。

初回版は当然「悪評高きM-9モーター」で、次回品は「M-13モーター化」に加えてクーラー形状も手直しされているそうです。

 

当然入線時のライトはオレンジLEDでしたので、「電球色LED化」しています。

その関係もあり、模型的には満足しています。

 

相方は混合コンテナ編成。

そう言えば実車の写真、「青コンテナ」乗ってましたね。JR貨物の粋な計らいなんでしょうけど、今さら気がつきましたorz

 

もう1年半経つんですね、時の流れは速いですね。

模型の発売からも10年ですか、最近発売した錯覚すら覚えますね。

 

【336】EF66形0番台「16号機」

メーカー:TOMIX製<9151>

発売:2014年3月(新品)

導入時期:2014年3月29日

形式:JR貨物 EF66形0番台「原型・クーラー付き」(吹田機関区) 

両数:1両

室内灯:無いぞう

付属ナンバー:27号機が取り付け済みでした

改造:別売りクーラー/片側TN・片側カモメナックルカプラー/ライトの電球色LED化

 

導入経緯

どちらかというと「新貨物更新色」の方が好きだったりしましたが、「原型+クーラー付き」というのも模型的には面白い組み合わせなのと、特定機関車というレア車も加わり、当然入線。その関係もあり後日「原型・クーラー無し・後期貨物国鉄仕様」を、わざわざ探して作ることにもなるのですが、それはまた今度。

 

満載のコキ仕様も、必要なのかもしれません。

 

すれ違いは、まさかの「E257系2000番台 踊り子」。

今回の話の予定を組んだ際、「令和まで生き残っていた証」と言うことで、あえて抜擢しました。

逆に現行車両は、登場を避ける傾向になるため、レアな組み合わせになるかもしれません。

他の0番台機関車と組む場合、185系や251系になるんですよね。

 

●E257系2000番台「オフ~ル 踊り子」(KATO製)

もともとは「あずさ」として活躍していた特急で、E353系の「スーパーあずさ」導入で余剰となり、185系の置き替え用として転属。一応リニューアルとの事ですがそのままな内装部分も多く、地元民としては「お古が回された」という感じが強く、あまり好きでは無い。

スーパービュー踊り子の置き替え用「E261系サフィール踊り子」と共に、伊豆を目指す特急として活躍しています。

 

中間には「サロE257-2010」が入っているが、もともとは「半室グリーン」と呼ばれる普通車座席車を含む「サロハ」という形式。窓の形状は変えていないのでその名残を感じますが、座席だけ変更したので窓と位置が合わないとかか・・・。どうせなら窓も変えて欲しかったなぁ。

模型は、座席そのままですねorz

 

話が脱線しました。

 

EF66の0番台はすでに運用離脱し、100番台も引退しつつ有るようで、EF210-300番台を増備中。

どさくさに紛れて、吹田からEF210の100番台も新鶴見に転属していることから、先にEF65-2000(PF)を全廃させる方向っぽいですね。まぁ国鉄形PFと民営化後のEF66-100番台、どちらが古いかと言えば返す言葉は有りませんけどね。

 

当時(2014年3月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 194両

通勤形 375両/近郊型 122両/気動車 29両

蒸気機関車 2両/電気機関車 114両(EF66 15両目)/ディーゼル機関車 18両

貨車 383両/緩急車 22両/特殊貨車両 2両/事業用車 17両

客車 418両

私鉄通勤車 20両/私鉄特急 32両/私鉄機関車2両/私鉄貨車9両

外国形 17両

合計 1782両(後日追加した車両分含む)

うちM9モーター149個目(結局増えるのであったorz)

※M-9モーターの延命として、熱を持たさない運転を推奨。「3分ごとに休ませる」方が長持ちするかもしれません。

 

屋根はグレー一色。

JR貨物らしいですね。

 

まだ走ってそうに感じられますが、すでに過去の車両になってしまいました。

オフ~ルはあと20年弱生き残りそうです。

 

もうサクラの時期過ぎてますねorz

 

と言うことで、「27号機」も模型で登場し、当時人気だった車両でした。

名称で「ニーナ」とも呼ばれていましたが、あまり好きではありませんでした。

現在どうなったかが不明ですが、まだ解体されていないとか・・・。

保存機として、残して欲しいですね。

 

以上、「EF66 27号機、模型で登場」でした。