日付シリーズの最後は、2月27日と言うことで「227系」と言うことで、引っ張り出してきました。

227系は2015年に広島地区に新規導入し、各地から集結していた国鉄形の「103系」「105系」「113系」「115系」等を置き換えていった。元々広島・下関地区は、他線区で撤退した車両の状態に良い物を入れ替えて延命してきた歴史があり、「國鉄広島」と呼ばれていて、個性的な車両が多く鉄道ファンが訪れる聖地となっていた。まぁ「國鉄千葉」「國鉄新潟」「國鉄下関」「國鉄岡山」と、各地あった中の一つではあった。

その後、2019年に1000番台として「和歌山線」、さらに2021年より500番台が「岡山地区」の置き換えが始まっているのが実態ですね。

駆動方式は225系ベースの「0.5M方式」で、駆動力を各車両に分散し、空転しづらい形式となっているらしい。

じつはこの方式、JR東日本にも影響を与え、「E131系の増結車」にも採用されて我が地元鶴見線の中間車も0.5M車となっている。

 

模型に関しては、広島地区の0番台(TOMIX製)が在籍しているだけなので、そちらの話になってきます。

 

この227系ですが、2016年4月に発売。「3両編成(動力付き)」「3両編成(T車)」「2両(T車)」が早々に発売。しかし当初「2両の動力車」が無かったことから、3両から動力車を組み替えてオークションで高値で売るという事例が多発。しかもそこそこ売れていたという・・・。コレを重く見たのか、2016年12月に「再生産」という形でしれっと「2両動力付き」が追加されていた。(こちらは後で登場)

続いてKATO製が2020年9月以降に発売されているが、予算がない時期だったので、入線させていない。

 

一時期の115系とのすれ違いシーン。

・・・ん?

 

すれ違いは「G-2編成」(マイクロエース製)。

この編成、先頭車が足らずに113系初期車を連結。のちに115系のマスコンを移植。エアコンも分散タイプを後付け。逆側の先頭車は更新した張り上げ屋根車(雨樋隠し)。そしてライトも明るいシールドビーム(105系廃車発生品)に変更するが、鉄板をネジ止めで取り付けた上に増設したため、出っ張ったライトになり、見た目から「チ●ビーム」と呼ばれるようになった。

これが瀬戸内色の物を「白チク●」、更新色の物を「黒●クビ」と言われ、ファンからは親しまれていた。

まぁ、クーラーネタではまだまだ有るのですが、今回は主役ではないのでここまでにしておきます。

 

しかし久々に引っ張り出したところ、出だしの騒音が酷いため、とりあえず台車を取り外す。

 

まだ固着は無かったが、いずれ固まると思われるグリスを除去。

その後少しはマシになったが、それでも異音が発生している。

出だしの低速時のみなので、今回は全バラしはせずに5分ぐらい走らせて、ヨシとしてしまった。

グリス撤去後に「HGグリス(田宮製)」を入れれば、安定すると思いますが、元のグリスがまだ柔らかいため、混ざるといやなので、今回は見送った。

 

と言うことで、「変な115系の代表」として登場してもらった。

 

追加発売の、「2両編成」(TOMIX製)バージョン。

こちらはそのまま「可部線」の編成として導入。2両で動くのは、増設中のローカル線の運用に付かすにはもってこいな車両です。

なお、「転落防止ホロ」が外れていたのに気がついたのは、ケースにしまうときだったので、ご容赦願いたい。

 

ホントかわいい編成。

 

ベースが225系だった関係か、のちに225系100番台にも採用されているが、この顔は結構好きだったりする。きっと衣笠さんの眉毛形状をまねた物・・・なわけない。にしてもおでこ広くなったな。

 

話が脱線しました。

そうそうオレンジでは無く赤になったのは、「広島東洋カープカラー」だと思われる。そして「レッドウイング」という相性も付いている。

 

可部線というと105系か73系のイメージですが、今回は初期カラーを出してきました。

実際無かったけど「リバイバル」と言うことで・・・。

 

●可部線105系登場時カラー(マイクロエース製)

3ドア形状の新製導入された物で、のちの103系改造型とは違い、両側がパンダ顔となっています。

105系自体かなり在籍していますが、動力を入れていない鉄コレがなため、すれ違い用としては黄色のマイクロエース製がベストだったのですが、見当たらない・・・。しかたなく初代塗装が登場した形です。

そのうち「105系を並べた写真」を撮りたいですね。(探したが無かった)

 

全部同じ形式に統一され、個性がなくなったと言われますが、これは新車導入した地域ではしかたない話ですね。

JR東日本だと、E233系増えすぎたし。おかげで「相鉄線新宿乗り入れ」で埼京線が鶴見にも来るようになったけど、全然新鮮味が無かったですからね。

 

話が脱線しました。

 

そんな「レッドウイング」ですが、今後すれ違い車両としてはちょくちょく登場しそうな気がします。

また、223系5000番台がや105系が導入している地域にも短編成として導入されそうなので、じつは大所帯になる可能性があったりします。

 

以上、「2月27日は227系の日」でした。